マスク氏がツイッター買収提案、イーサリアム「The Merge」は延期【4/9~4/15のトップニュース】

今週のトップニュースをダイジェストで振り返ります。

イーサリアムのガス使用量、3月は前月比13%増──レイヤー2人気が後押し

イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーンのガス使用量は3月、DeFi分析会社HashExによると2月から13%増加した。イーサリアムブロックチェーンの需要の高まりは、暗号資産イーサリアム(ETH)を3月、3500ドル以上に押し上げる一因となったと見られている。

こうした需要の一部は、イーサリアムブロックチェーンと互換性を持った「ERC-20トークン」、つまりレイヤー2アプリケーションによるものとHashExは述べた。

暗号資産ファンド、1月以来最大の流出に──2週連続の流入から一転

暗号資産(仮想通貨)ファンドは先週、1月以来最大の純流出となった。

コインシェアーズが4月11日に発表したレポートによると、暗号資産ファンドは4月8日までの1週間、投資家がビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のファンドから資金を引き上げたことで、今年2番目の大きさとなる1億3400万ドルの純流出となり、2週連続の純流入から一転した。

イーロン・マスク氏、ツイッターの取締役就任を辞退

イーロン・マスク氏がツイッター社の取締役に就任しないことが明らかになった。

「イーロンの取締役就任は4月9日に正式に効力を発揮する予定だったが、イーロンは同日朝、取締役に就任しないと伝えてきた。私はこれがベストと信じている」とツイッターのCEO、パラグ・アグラワル(Parag Agrawal)氏はツイッターに投稿した。

100億ドルのビットコイン購入を進めるLFG、週末に1億7000万ドル相当を購入──TerraUSDの裏付け資産として

アルゴリズム型ステーブルコイン「TerraUSD」の裏付け資産として、ビットコイン(BTC)やアバランチ(AVAX)を購入しているLuna Foundation Guard(LFG)は週末、さらに1億7300万ドル(約215億円)相当のビットコインを購入した。

LFGは現在、3万9897.98ビットコインを保有、その価値は約16億7000万ドル(約2080億円)に相当する。

メタバース内デジタルエコノミー構築へ──米メタ、クリエーター向け仮想グッズ販売ツールを発表

メタ・プラットフォームズ(Meta Platforms)は4月11日、同社のメタバース「Horizon Worlds」内でバーチャルグッズを販売するための新しいツールを導入すると発表した。

一部の限られたクリエーターが、ワールド内で「仮想アイテムやエフェクト」を販売できるようになるという。アイテム購入は、18歳以上のアメリカ人とカナダ人に限られる。

ミンカブ、Web3ウォレットで新会社──NFTの利用促進へ

ミンカブ・ジ・インフォノイドは4月11日、Web3を広げるためのソリューション事業に参入すると発表した。5月1日付で、「ミンカブ Web3ウォレット」を連結子会社化し、NFTの利用を促進する。

ミンカブ Web3ウォレットは、「NFTマーケットプレイス事業」「NFTによる個人のアクティビティ証明事業」の2事業を展開する。

米消費者物価指数、8.5%上昇──40年ぶりの高水準

米労働省は12日、3月の消費者物価指数(CPI)を発表。前年比8.5%上昇と予想を上回り、1981年12月以来となる40年ぶりの高水準となった。

インフレの進行によって米連邦準備理事会(FRB)は金融引き締めや利上げを加速させるのではないかとの懸念が強まり、株式や暗号資産は下落。ビットコインは4万ドルを割った。

イーサリアム「The Merge」は数カ月後に延期──PoSへの移行は最終段階

イーサリアムブロックチェーンのコア開発者、ティム・ベイコ(Tim Beiko)氏は12日、イーサリアムの「The Merge」(ザ・マージ)、すなわちプルーフ・オブ・ステーク(PoS)への移行は当初予定されていた6月ではなく、「数カ月後」になりそうだとツイートした。

ベイコ氏は、イーサリアムブロックチェーンは「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)の最終段階にある」と述べたが、もともと2019年に予定されていたPoSへの移行は、これまでに何度も延期されている。

米サークル、500億円調達──世界最大の資産運用会社ブラックロックと戦略的パートナーシップ締結

ステーブルコイン「USDコイン(USDC)」の発行を手がける米サークル(Circle Internet Financial)は4月12日、ブラックロック(BlackRock)、フィデリティ(Fidelity)、Marshall Wace LLP、Fin Capitalなどから4億ドル(約500億円)を調達したと発表した。

注目すべきは、世界最大の資産運用会社ブラックロックが「USDコインの資本市場への導入を含む、サークルとの広範な戦略的パートナーシップを締結した」と述べたことだ。ラウンドは第2四半期(4-6月期)に終了する予定。

人気NFTが映画に──制作は米コインベースの新設メディア部門

人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」は、自身の映画制作に乗り出した。

「The Degen Trilog」と名づけられた短編アニメーションの3部作で、第1作は6月にNFTイベント「NFT.NYC」でプレミア上映される予定だ。

アバターのジーニーズ、190億円調達──Web3.0への取り組み強化

アバター開発会社「ジーニーズ(Genies)」は4月12日、1億5000万ドル(約190億円)の資金調達を発表。アバターNFTプラットフォーム、メタバースなど、Web3.0への取り組みを強化するという。ニューヨークタイムズのDealBookが伝えた。

メタバースのInfinite、eスポーツ大手ReKTを590億円で買収

メタバース(仮想現実)を手がけるInfinite Realityは4月12日、eスポーツ大手ReKT Globalを4億7000万ドル(約590億円)で買収することに合意したと発表した。

ReKTは、Team RogueやLondon Loyal Ravensなどのeスポーツチームで知られている。

北朝鮮で講演した元開発者に懲役5年3カ月──刑務所の厳しい状況は情状酌量にあたらず

米ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所は4月12日、北朝鮮が暗号資産(仮想通貨)を使って制裁を回避することを手助けしたとして、元イーサリアム開発者のバージル・グリフィス(Virgil Griffith)被告に懲役5年3カ月、罰金10万ドル(約1300万円)の判決を下した。

グリフィス被告は2019年4月、北朝鮮が平壌で開催したカンファレンスに出席し、暗号資産とブロックチェーンについてのプレゼンテーションを行い、同年11月に逮捕された。2021年9月には「国際緊急経済権限法」違反を認めている。

サイバーエージェント、GameFiの初期投資に10億円超──世界トップ5目指す

世界的に注目を集めるGameFi事業に参入するサイバーエージェントは、10億円を超える資金を初期フェーズに投下し、同市場で世界トップ5にランクインする構想を進める。

新たに設立されたCA GameFiで取締役を務める川村猛プロダクトプロデューサーと、西原政比彦ビジネスプロデューサーが、coindesk JAPANのインタビューで明らかにした。

バンダイナムコ、3年で30億円投資へ──Web3やメタバースでファンド設立

バンダイナムコエンターテインメントは4月12日、3年で30億円規模のスタートアップ投資ファンド「Bandai Namco Entertainment 021 Fund(バンダイナムコエンターテインメント ゼロトゥワン ファンド)」を立ち上げたと発表した。

ドーシー氏の初ツイートNFT、60億円で出品──入札はわずか7件、最高3万5000円

ツイッター創業者、ジャック・ドーシー氏の史上初のツイートのNFTが、280ドル(約3万5000円)弱で売れるかもしれない。現在の所有者は先週、4800万ドル(約60億円)で出品している。

暗号資産起業家のシーナ・エスタビ(Sina Estavi)氏は、2021年3月にツイートのNFTを290万ドルで購入した。同氏は4月7日、NFTを売却する意向をツイッターに投稿、収益の50%(同氏は2500万ドルを超えると予想)をチャリティーに寄付すると述べた。

オークションは13日に終了したが、0.0019イーサリアム(約6ドル)〜0.09イーサリアム(約277ドル)まで、入札は7件しかなかった。

DEA、Astar Networkとパートナーシップ──GameFiコンテンツ拡大で

Digital Entertainment Asset(DEA)は4月13日、パブリックブロックチェーン開発のAstar Networkとパートナーシップを締結したと発表した。GameFiコンテンツの開発で協業する。

Digital Entertainment Assetは、シンガポールを拠点にグローバルでGameFiプラットフォーム事業を展開している。

順天堂大、時間と距離を超える“医療×メタバース”──IBMとバーチャルホスピタル

順天堂大学は4月13日、メタバース技術を活用した医療サービスの開発に乗り出すと発表した。「順天堂バーチャルホスピタル」を起点に、新サービスを展開するという。

日本アイ・ビー・エム(IBM)との産学連携で取り組む。順天堂大学医学部の服部信孝部長が講座代表者を務める「メディカル・メタバース共同研究講座」を設置し、研究や開発を進める。

松竹が歌舞伎・源氏物語をNFTに──メタバースの映像データを販売

松竹は4月13日、NFT事業に参入すると発表した。16日から源氏物語を題材とした「META歌舞伎 NFT」を、NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」で販売する。

米財務省、北朝鮮ハッカーが6億ドル超のハッキング事件に関与と判断

米財務省は、人気NFTゲーム「アクシー・インフィニティ(Axie Infinity)」のレイヤー2ソリューション「Ronin Network」から6億2500億ドル以上が盗まれた事件に、北朝鮮のハッカー集団「ラザルス(Lazarus)」が関与していると考えている。

同省は14日、ラザルスに関連するイーサリアムウオレットのアドレスを制裁リストに追加した。暗号資産分析会社のチェイナリシスは、このアドレスは「Roninのハッキングに関与していた」とツイッターに投稿した。

イーロン・マスク氏、ツイッターに買収提案──金額は約5兆2000億円【更新】

イーロン・マスク氏が、ツイッター社に対して現金413億ドル(約5兆2000億円)での買収提案を行った。

「私はツイッター社を1株あたり54.20ドルの現金で100%買収することを提案している。買収金額は私がツイッターへの投資を開始する前日から54%、投資が公表された前日から38%のプレミアムとなる。私の提案はベストかつ最終の提案であり、仮に受け入れられない場合は、株主としての立場を再考する必要がある」とマスク氏は声明で述べた。

歩いてトークン稼ぐSTEPN、プレーに必要なNFTスニーカーが高騰──1足最低14万円

Find Satoshi Labが手がけるソラナ(Solana)ブロックチェーンベースのmove-to-earnゲーム「STEPN」は、2022年第1四半期(1-3月期)に2600万ドル(約33億円)の収益をあげた。Move-to-earnは、Play-to-earnに似たコンセプトで、ユーザーは歩数に応じて暗号資産で報酬を得る。

報酬を得るためには、人気P2Eゲームのアクシー・インフィニティと同様にNFTを手に入れる必要がある。STEPNユーザーは、ゲームのモバイルアプリで暗号資産ソラナ(SOL)をNFTのスニーカーと交換する。そして、走り出す。

当記事執筆時点で、最も安価なNFTスニーカーは11.5ソラナ(約1100ドル、約14万円)。走って報酬を得るには、より高価なNFTスニーカーを手に入れる必要がある。

柴犬コイン、長期保有者が増加

ブロックチェーン分析会社IntoTheBlockのデータによると、「ホドラー」(=柴犬コインを1年以上保有するアドレス)の数は、1月下旬以降1900%も増加し、3750に達した。一方、「トレーダー」(=1カ月未満の保有者)の数は38%減少の4万9790。

「ホドラー」が保有する残高は同期間に127%増の27兆9300SHIBに達し、この30日間だけでも57%増加している。

横浜DeNAベイスターズ、NFTのユーザー間売買が可能に──「PLAYBACK 9」にマーケット機能

横浜DeNAベイスターズは4月15日、NFTを活用したデジタルムービーコレクションサービス「PLAYBACK 9(プレイバック ナイン)」において、ユーザー間でNFTを売買できるマーケット機能を実装したと発表した。

きゃりーぱみゅぱみゅ、米国の音楽祭でメタバースNFTとコラボ

アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅは4月16日、アメリカで開催される音楽フェスティバルの「コーチェラ2022」で、メタバースNFT「Metaani」とコラボレーションしたパフォーマンスを行う。BeyondConcept(東京都港区)が発表した。

|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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