日本は人材の国外流出を止められるか、アメリカで暗号資産を利用する人の傾向【日曜日に読みたいコラム9本】

週末に読みたいコラムやインタビュー記事をピックアップ。

平将明議員:GPIFはWeb3戦略のカギ──人材の国外流出を止められるか

北米と欧州は民間企業によるディスラプティブなテクノロジーの開発を促し、Web3の土壌作りを行ってきているが、日本は周回遅れと言わざるを得ない。米国のGAFAにWeb2市場を占拠された苦い経験を経て、政府自民党内では日本のWeb3成長戦略をしかけようとする動きが見える。…続きを読む

アメリカで暗号資産を利用する人の傾向──60万人のツイッター分析から分かったこと

暗号資産ユーザーの実態を知るために、マーケティング戦略プラットフォーム「アフィニオ(Affinio)」では、業界でも特に影響力のある暗号資産関連のアカウントをフォローする、60万人のアメリカ在住のツイッターユーザーを分析した。

暗号資産ユーザーは何が好きなのか?誰の声に耳を傾けているのか?彼らについて独特な要素は何か?中でも重要なのは、彼らの中に、どんなサブコミュニティが存在しているのか?…続きを読む

メタバース投資家のマシュー・ボールが予測するメタバースの世界

メタバース、メタバース、メタバース!今やあらゆるところで耳にする言葉だ。メインストリームでさえも聞かれる流行語であり、最新の企業戦略にすら登場する。

しかし、2018年初頭にはそんなことはなかった。その頃、アマゾン・スタジオの元戦略責任者マシュー・ボール(Matthew Ball)氏は、メタバースをテーマにしたシリーズの執筆を始めた。…続きを読む

ミクシィのNFT戦略は日本のスポーツビジネスのグローバル化【木村社長】

世界中でWeb3へのシフトが進むなか、ミクシィがブロックチェーンを基盤技術にするNFTを活用した事業開発を急ピッチに進めている。同社の木村弘毅社長が狙うのは、日本全体におけるスポーツ事業の規模拡大と競争力強化だ。

ミクシィは、サッカーJリーグの全試合などを配信する動画ストリーミングのDAZNと共同でNFT事業を本格化させる一方で、GameFiの可能性を含めたゲーム経済圏の拡大を検討していく。…続きを読む

NFTをローンの担保に:貸付サービス「Flowty」を起業した理由【インタビュー】

NFT投資家のマイケル・レビー(Michael Levy)氏は、暗号資産(仮想通貨)界の起業家でもある。現在は、NFTを担保にした貸付プラットフォーム「フローティ(Flowty)」の立ち上げに取り組んでいる。

レビー氏は、筋金入りの「暗号資産ネイティブ」というわけではない。そこが彼の強みと言えるだろう。…続きを読む

ユーティリティNFT──熱帯雨林保護をゲーミファイする取り組みとは

アマゾンの熱帯雨林保護を目指す1万枚のNFTコレクション「The AEternals」は一見すると、二酸化炭素(CO2)排出量を削減するための植林プロジェクトのように聞こえる。だが実は、NFTの可能性を探る意欲的なプロジェクトだ。

最近のNFTブームは、デジタルアートやスポーツグッズが中心に盛り上がっている。だがそれは、おそらくNFTの可能性のほんの一端に過ぎない。…続きを読む

ビットコイン相場の分析手法:取引高に注目してみる

ビットコインは4月18日の週に、まずまずのパフォーマンスを見せた。月曜日から金曜日にかけて、約1.5%値上がりしたのだ。(ちなみにこれは、米国東部時間午後2時までの話だ。木曜日の夜から金曜日の朝にかけて、週の初めから約5%の値上がり幅が、わずか1.5%値上がりになってしまったのを見て、もううんざりしてしまった)普通ならこのような値動きは、伝統的市場でのみ祝う価値のある水準だ。…続きを読む

不況になれば、ビットコイン価格はナスダック次第か

インフレ率が毎月過去最高を更新し、米連邦準備理事会(FRB)が一段とタカ派姿勢を強めるなかで、アメリカ経済はリセッション(景気後退、不況)のリスクが高まっている。

2020年2月〜4月の新型コロナウイルス感染拡大初期のリセッション(アメリカで最も最近のリセッション)はしかし、暗号資産(仮想通貨)にプラスの影響をもたらした。…続きを読む

エルサルバドル、ビットコインウォレットを使い続けている人は40%:リサーチ

エルサルバドルでは、国が運営するビットコインウォレット「チボ(Chivo)」をダウンロードした人のうち、ブケレ大統領が打ち出した30ドルのインセンティブを受け取った後もウォレットを使い続けている人は10人に4人、40%に過ぎないことが全米経済研究所(NBER)のレポートで明らかになった。…続きを読む

|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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