【US市場】ビットコインは2万ドル超え、リスク資産需要が回復

【US市場】ビットコインは2万ドル超え、リスク資産需要が回復

ビットコイン(BTCは25日、久々に上昇した。リスク回避を続けていた投資家が大手企業の好調な第3四半期決算に後押しされたことで、ビットコインは24時間で約5%、2万300ドル付近まで上昇した。ビットコインが2万ドルを超えたのは、10月5日以来。

イーサリアム(ETHはさらに好調で、24時間で約11%上昇、Merge(マージ)後の最高値1500ドルを超えた。

他のアルトコインも堅調に推移し、カルダノ(ADA)は13%以上、ソラナ(SOL)は11%以上、ユニスワップ(UNI)は8%以上上昇した。

暗号資産全体のパフォーマンスを測定する広範な市場指標、CoinDesk Market Index(CMI)は、5.59%上昇した。

マクロ経済状況

株式市場は、コカ・コーラや自動車大手GMなどの好調な第3四半期決算を受けて、3日連続で上昇。ナスダックは2.2%、S&P500は1.6%、ダウ平均は1.1%上昇した。

コモディティは、エネルギー市場の指標となる欧州ブレント原油は過去24時間でわずかに下落したが、1バレル91ドル超を維持した。ゴールドは1オンス1652ドルで横ばい。

2カ月連続で上昇し、注目を集めている米民間調査機関コンファレンスボードの米消費者信頼感指数は下落。同機関の経済指標担当シニアディレクターのリン・フランコ(Lynn Franco)氏は「短期的な先行きについての消費者の期待は、依然として暗い」と語った。

最新価格

●CoinDesk Market Index(CMI):992.99、+4.9%
●ビットコイン:20,069ドル、+3.8%
●イーサリアム:1,461ドル、+8.3%

●S&P500:3,859.11、+1.6%
●ゴールド:1,658ドル、+0.6%
●米国10年債利回り:4.11%、-0.1

テクニカル分析

機関投資家のビットコインに対する意欲は、長引く横ばい推移にもかかわらず、高まっているようだ。

毎週金曜日に発表されるレポート「Commitment of Traders」は、前週火曜日のデータを反映しており、資産運用会社のビットコイン建玉は現在ロング(上昇期待)が84%、ショート(下落期待)が16%となっている。

前週は、ロングが80%、ショートが20%だった。ロングが74%だった9月6日以降、緩やかな上昇傾向にある。

アルトコイン

コンパウンドがYFI、ZRX、BAT、MKRの供給を一時停止、エクスプロイトの可能性から保護:DeFi(分散型金融)プロジェクトのCompoundは、エクスプロイト(脆弱性につけ込んだ攻撃)からユーザーを保護するために、4つの暗号資産の供給を一時停止した。攻撃者は最近、取引高の小さな暗号資産を操作してDeFiプロジェクトの脆弱性を悪用し、暗号資産を流出させている。

ポリゴン(MATIC)が上昇、1ドルに近づく:ポリゴン(MATIC)がこのところ上昇し、2カ月ぶりの水準である1ドルに近づいている。TradingViewによると、ポリゴンは先週12%以上上昇して0.90ドル付近となり、長期トレンドの指標となる200日単純移動平均線(SMA)を上回った。

FIFAワールドカップを前にファントークンが上昇:データサイトCoinGeckoによると、過去7日間でサッカー・ペルー代表のファントークン(FPFT)、スペイン代表のファントークン(SNFT)、ブラジル代表(BFT)のファントークンはそれぞれ29%、17%、12%上昇した。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Market Wrap: Bitcoin Marches Past $20K as Investors Regain Their Appetite for Riskier Assets

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