イーサリアムネームサービス、2022年は過去最高280万超のドメイン登録

イーサリアムネームサービス(Ethereum Name Service:ENS)は2022年、一部トレーダーがドメインを投資対象にしたため、過去最高の登録数を記録した。

ENSは、インターネットのDNS(ドメインネームシステム)が数字で表されるWebサイトのアドレスを「coindesk.com」のような覚えやすい名前に置き換えるように、暗号資産ウォレットの複雑で長い英数字を「abc.eth」のような名前に置き換えるサービス。

Dune Analyticsによると2022年、63万を超えるウォレットが282万のドメインネームを作成し、そのうち45万9000は「プライマリーネーム」に分類されている。プライマリーネームは、ユーザーの暗号資産ウォレットを表すENSアドレスで、Etherscanなどのブロックチェーンデータサイトを使うと、さまざまな情報を検索することできる。

データを見ると、登録数は9月が最も多く、43万以上のドメインが登録された。一方、12月は5万2000にとどまり、最も低い数字となった。新規ユーザーは、5月が6万4000人以上と最も多かった。

出典:Dune Analytics

調査会社のデルファイ・デジタル(Delphi Digital)は2022年7月、ENS購入者の中には、ENSネームを投資対象として扱い、人気のある名前を購入した後、利益を得るためにそれらを販売する人もいるとレポートに記した。

その際、同社アナリストは「000.eth」が過去最高の300イーサリアム(ETH)で売却されたことで「(多くの)トレーダーが盛り上がりに便乗」し、3桁のENSネームへの関心が煽られたと述べていた。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Dune Analytics
|原文:Ethereum Name Service Recorded Over 2.8M Domain Registrations in 2022