アブダビ、Web3スタートアップ支援に20億ドル

アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビ(Abu Dhabi)のテクノロジーエコシステム「Hub71」は、地域のWeb3およびブロックチェーン技術のスタートアップ支援に20億ドル(約2600億円)を投下する。

2月15日のプレスリリースによると「Hub71+ Digital Assets」構想は、スタートアップに幅広い支援プログラムをはじめ、企業、政府、投資パートナー候補へのアクセスを提供。アブダビに移転する企業も支援し、中東やグローバル市場におけるスタートアップ企業の成長を促進する。

構想の拠点は、アブダビ・グローバル・マーケットの金融街にあるHub71に置かれる。ファースト・アブダビ・バンク(FAB)の研究開発拠点FABRICは、暗号資産取引所やサービスプロバイダーも含む、この構想のパートナーとなっている。

アブダビは、以前から暗号資産業界にポジティブな姿勢を示している。同市の国際金融センターは、2018年に暗号資産規制を導入している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Abu Dhabi Starts $2B Initiative to Back Web3 Startups