マトリックス法によるテクニカル分析(2023/10/6)ビットコイン、全値戻しに向け視界良好か?:楽天ウォレット

本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。

サマリー

総合評点は前回と同じ4.0。前回指摘したレンジの上限をクリア。下降トレンドからの脱却が鮮明となった。必ずしも強気のサインばかりではないが、半値戻しの410万円を抜け、全値戻しとなる455万円も見通せなくもない。

パターン分析

7月高値455万円と9月安値365万円の半値戻し410万円をクリア、弱気相場からの脱却が鮮明となった。新たに上昇チャネルを形成、全値戻しに向けて視界良好。

評点:5

移動平均線

ゴールデンクロス発生から3週間経過。9MA、25MAともに上向き、200MAにもサポートされており、勢いはないが上目線継続。

評点:4

一目均衡表

3役好転の買いサイン継続。

評点5

ボリンジャーバンド

バンドの上限に張り付き一見強そうだが、バンドはスクィーズしたままで、ボリンジャー的には明確なトレンドは出ていない。

評点:3

MACD

ゴールデンクロス継続。両線の幅が縮小傾向で勢いは失われている。

評点:4

RSI

70近辺から50台に戻しており方向感なし。

評点:3

評点

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|編集:coindesk JAPAN
|画像:Rakuten Wallet
|転載元:Rakuten Wallet