ハッシュデックスがBitGoをビットコインETFのカストディアンに指名──申請企業はSECとの会談を継続

ビットコイン現物ETF(上場投資信託)を申請しているハッシュデックス(Hashdex)は22日に提出書類を修正。暗号カストディ会社ビットゴー(BitGo)をカストディアンに指名し、ビットコイン先物ETF(Bitcoin Futures ETF)の名称をハッシュデックス・ビットコインETF(Hashdex Bitcoin ETF)に変更した。ハッシュデックスを含む申請企業は、アメリカ初のビットコイン現物ETFが新年早々に承認されるのを引き続き期待している。

ビットゴー指名は異例

修正されたS-1申請書によると、ハッシュデックスはビットゴーと合意に達しており、十数社の申請企業の中では異例の指名だ。大半の企業が暗号資産取引所コインベース(Coinbase)と契約を結んでおり、フィデリティ(Fidelity)は自社でカストディを行い、ヴァンエック(VanEck)は別の取引所であるジェミナイ(Gemini)と提携している。

今回の提出書類の修正は、米証券取引委員会(SEC)が他の多数の申請企業の代表者と面会した翌日に行われた。

申請の最終修正期限は12月29日

ブラックロック(BlackRock)、ヴァルキリー(Valkyrie)、フィデリティ、グレイスケール(Grayscale)、アーク21シェアーズ(Ark 21Shares)の各代表者がいずれも21日にSEC当局者と会談したことが各社の提出書類から明らかになっている。ロイター通信によると、SECは申請の最終修正期限を12月29日に設定した。

近い将来、ビットコイン現物ETFに規制上の承認が与えられるとの期待がここ数週間で高まっている。多くの申請企業がSECと会談して申請に対するさまざまな修正を提出しており、ETFを現物ではなく現金創出(承認されれば)で発行することを明記したり、その他の細かい詳細に対処したりしている。これは、SECが承認に前向きであることを示唆している。

2024年1月10日は、アーク21シェアーズの申請の最終期限だ。SECの承認または却下はこの日までに行われる必要があるが、ロイター通信は、早ければ年明けの数日中に決定が下される可能性があると報じた。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Nikhilesh De/CoinDesk
|原文:Hashdex Names BitGo as Bitcoin ETF Custodian as Applicants Continue SEC Meetings