ビットコイン価格、4万4000ドルに近づく──ETFへの純流入が1週間ぶりに増加

29日、ビットコイン現物ETF(上場投資信託)10銘柄の合計で1週間ぶりの純流入が記録され、ビットコイン(BTC)価格はETF取引開始の翌日以来で最高値に上昇した。

グレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)での純流出が鈍化しつつあるものの依然として巨額であることを考慮しても、ETF発行会社全体で29日に4200BTC以上が、約1億8300万ドル(約274億5000万円、1ドル150円換算)相当の保有資産に追加されたことになる。先週は1日当たりの資金の流れがマイナスになることが続き、1月23日から1月26日にかけて約2万BTCが流出した。直近で純流入だった日は1月22日で、10銘柄全体で1200BTC強が追加された。

ビットコイン価格は先週、売りがかさんで3万9000ドル(約585万円)を下回ったが、29日には4万3900ドルまで上昇した。本記事執筆時点では4万3500ドルで取引されており、1週間前の水準から約10%上昇している。

GBTCでの資金流出はETFの発売以来継続的に鈍化している。GBTCでは現物ETFの取引開始後最初の6日間で1日当たり平均4億7000万ドルの資金が流出していたが、調査会社ビットメックス(BitMEX)によると、29日には1億9200万ドルまで減少した。

ビットメックスによると、1月10日の承認以来最初の12営業日で、ビットコイン現物ETFへの純流入総額は10億ドルを超えたという。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Jim Wilson/Unsplash
|原文:Bitcoin Price Nears $44K as ETFs See Net Inflows for First Time in a Week