
NFT・ブロックチェーンゲーム専業開発会社のdouble jump.tokyoは2月3日、企業向けウォレット機能を備えたWeb3ビジネス・ソフトウェア「N Suite」が、ソニーのブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」のサポートを開始したことを発表した。
同ソフトウェアは、企業がセキュリティや内部統制を考慮した秘密鍵管理ができる機能や暗号資産の送金やNFT発行、スマートコントラクトの運用などを安全かつ効率的に行える機能を提供している。2022年にサービスが開始され、Web3やNFTの関連事業者など60社以上が導入している。

ソニュームは、ソニーグループが手がけるイーサリアムレイヤー2。2025年1月14日にメインネットローンチした。クリエイターのクリエイティビティの拡張やファンコミュニティへのエンゲージメント強化をサポートするとされており、金融やエンターテインメントの領域での活用などに注目が集まっている。
連携の目的についてdouble jump.tokyoは、企業のソニューム導入を容易にし、エンターテイメント領域におけるブロックチェーンの普及を促進させることと述べている。
|文:橋本祐樹
|画像:リリースより