USDC担保の後払いサービス「Slash Card」事前登録を開始──SLASH VISION

シンガポールを拠点とするSLASH VISIONは、米ドル連動ステーブルコイン「USDC」を担保とするBNPL(後払い)サービス「Slash Card」のクローズドβ版について、事前登録の受付を開始したと発表した。

同サービスは、利用者が自身のアンホステッドウォレット(MetamaskやPhantomなど)に保有するUSDCを担保として活用し、オンラインショップや実店舗での支払いを行うことができる決済サービスである。同社は、これにより暗号資産(仮想通貨)と現実世界の経済活動をシームレスに繋ぐことを目指すとしている。

クローズドβ版のリリースは、当初の予定から変更され、2025年10月末以降、準備が整い次第、順次提供される予定である。この変更理由について同社は、ユーザー体験の向上と主要機能の最適化検証を行うためと説明している。

現在、公式サイトにて事前登録が可能であり、登録者にはサービスの最新情報やリリースに関する通知が行われる。同社は事前登録を通じて、リリース後の需要を予測し、安定したサービス運用のための準備を進めるとしている。

同社によると、このサービスは日本国内においてUSDCを担保とした初のBNPLサービスとなる。

|文:栃山直樹
|画像:リリースから

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