技術を社会実装するには早めの政治活動が必要:トークントークン設立者【キーマンの分析】

「スタートアップで新しい技術に関わっていると、マーケットに送り出す前に将来の課題や規制の形が見えるけど、忙しいから放置してしまう。そして問題が起きてから慌てて動き出し、後手後手になる」

トークンエコノミーやスマートコントラクトを活用した政策課題解決に向け活動する政治団体「トークントークン」を今月設立したIT企業役員の岡部典孝さん(40)は、設立の動機について、「技術を社会実装するためには、問題に気付いた段階で政治への働きかけが必要だと思っていた」と語った

非中央集権を理念とする団体として、今後は代表者を置かずに活動していく方針。

編集:CoinDesk Japan
写真:浦上早苗