【市場動向】ビットコイン、フェイクニュースで変動

【市場動向】ビットコイン、フェイクニュースで変動

ビットコインは13日、4万4000ドル付近で大きな値動きを見せた。米小売大手ウォルマート(Walmart)がライトコイン(LTC)と提携するという偽ニュースリリースが流れたためだ。ウォルマートがリリース内容を否定した後、ビットコインは以前の水準に戻っている。

また13日にはマイクロストラテジー(MicroStrategy)が5050ビットコインの追加購入を発表した。同社は現在11万4042ビットコインを保有しており、総額31億6000万ドル(約3470億円)、1ビットコインあたりの平均購入価格は2万7713ドルとなる。

規制面では、テザー(USDT)などのステーブルコインが金融安定性の脅威となっているか否かについての正式な検討の開始を米規制当局が議論しているとブルームバーグは伝えた。バイデン大統領のワーキンググループは、12月までにステーブルコインについての低減を発表する予定だ。

12日に大規模なアップデートを行ったカルダノ(ADA)は、過去24時間で約10%下落している。

最新価格

●ビットコイン (BTC):4万4905ドル、−2.7%
●イーサリアム(ETH):3272ドル、−4.7%

●S&P500: +0.2%
●ゴールド:1793ドル、+0.4%
●10年物米国債:1.326%

ビットコインの長期保有者

ビットコインの長期保有者は先週の下落にも揺るがないようだ。ブロックチェーンのデータを見ると、ビットコインの大規模な買い集めは、2万9000ドル〜5万ドルの間で発生している。買い手は、現在の価格で利益を計上、あるいは過去2カ月の底値付近でサポートを維持できる。

暗号資産調査会社グラスノード(Glassnode)は、長期保有者をビットコインを155日前後保有する買い手と定義している。

「またLTH(長期保有者)が占める割合は今週、ビットコイン全体の79.5%に達し、前回、強気相場が始まる前の10月のレベルに達した」とグラスノードはブログに記している。

グラスノードによると、長期保有者が占める割合のピークは通常、弱気市場の後期と一致するという。過去1カ月、買いの勢いは弱まっているが、投資家は5月の下落の後、ビットコインを買い集めた可能性がある。

一方、ブロックチェーンのデータは、短期保有者が損を出していることも示している。一部のアナリストは、それを強気サインと考えている。

「短期保有者がが自信をなくし、売却しているときは次の強気相場の始まりを示している」とCryptoQuantは述べている。

アルトコイン状況

アービトラムArbitrum)、TVLが10倍に:イーサリアムブロックチェーンと連動し、トランザクションを加速させる、いわゆるレイヤー2スケーリングのアービトラムは、TVL(預かり金額)が先週10日から10倍近くに上昇している。同プロジェクトは現在、さまざまなDeFiプロジェクトに22億3000万ドルの資産を保有、10日の2億3800万ドルから約10倍になっている。

●ソラナ(SOL)の取引高、急増:ソラナは過去1カ月で取引高が急増している。「機関投資家からの関心が高まっている」と暗号資産デリバティブ取引所FTXのCEO、サム・バンクマン-フリード氏はブルームバーグに語り、ソラナは「説得力のある長期的なロードマップを持った唯一のブロックチェーン」で、最終的には暗号資産のビジネス利用をサポートできるようになると付け加えた。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Market Wrap: Bitcoin Whipsaws on Fake News, Investors Flow Into Solana Funds

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