機動戦士ガンダムがメタバースに:バンダイナムコが構想を公開

バンダイナムコグループは3月29日、「機動戦士ガンダム」の世界観を生かしたメタバース構想を公開した。メタバースと現実世界をつなぐ購買体験やプラモデル「ガンプラ」による新サービスを予定する。

2022年秋に、ガンプラのコミュニティとして「ガンダムベースガンプラコロニー店」をテストオープンする。将来的には、メタバース内でプラモデルを購入すれば、実物が自宅に届くようになる。また、消費者が保有するプラモデルを撮影すると、メタバース内で展示したり、対戦に使ったりできるようにする。

バンダイナムコエンターテインメントのチーフガンダムオフィサー藤原孝史氏は、「世界中のガンダムファンが集い、語り合い、様々なカテゴリーに接触する場を構築する」という。

バンダイナムコは2月、同社が有するIPを軸にした仮想空間を作る「IPメタバース」計画を発表している。今後3年間で、150億円の投資を見込んでいる。

|取材・テキスト:菊池友信
|編集:佐藤茂
|トップ画像:バンダイナムコグループ発表会より