NBAのカリー選手が「Curryverse」を商標申請

北米プロバスケットボールリーグ(NBA)のスタープレーヤーで、NFTファンとしても知られるステフィン・カリー選手が「Curryverse」を商標申請した。メタバースの構築やNFTの販売を計画しているようだ。

申請の文章には、カリー氏による「エンターテインメントサービス、すなわちパーソナル、バーチャル、メタバース的な出演」の権利と「仮想世界の性質を持つオンラインゲームサービス」と記されている。

カリー氏は2021年9月から暗号資産取引所FTXのアンバサダーを務めているが、暗号資産関連の商標申請は今回が初めて。2021年8月に人気NFT「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を購入したことでも知られている。その他にもNFTを保有している。

カリー氏は2021年12月にアンダーアーマーと提携して、初の公式NFTを発売し、OpenSea(オープンシー)によると2200イーサリアム(約350万ドル、約5億2000万年)以上の売上を記録している。

カリー氏が所属する「ゴールデンステート・ウォリアーズ」もファンとのエンゲージメント強化にトークンを活用するために、NFT販売などWeb3の活用に取り組んでいる。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:ステフィン・カリー選手(中央:Shutterstock)
|原文:Steph Curry Files ‘Curryverse’ Metaverse Trademark