バイナンス、数週間で従業員1000人を削減:WSJ

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は情報筋の話として、大手暗号資産(暗号資産)取引所のバイナンス(Binance)がここ数週間のうちに全世界で1000人以上を解雇したと報じた。米証券取引委員会(SEC)による法的調査が進められていることなどの規制上の課題が背景にあるという。

最終的には、人員削減前には約8000人だった従業員の3分の1以上が影響を受ける可能性があるという。

人員削減は広報担当も認める

バイナンスの広報担当者はWSJに対し、人員削減は認めたが、正確な人数は明らかにしなかった。

広報担当者は、「次の大きな強気サイクルに備える中で、機敏さとダイナミックさを維持するために組織全体の人材密度に焦点を当てる必要があることが明らかになった」と説明した。

CNBCは14日、バイナンスの計画に詳しい現従業員の話として、最終的には全世界で1500~3000人の従業員が解雇されることになり、人員削減は年末まで実施される見通しだと報じた。一方バイナンスの広報担当者は、従業員3000人という数字は高すぎると反論した。

司法省の調査が原因

CNBCの報道では、この人員削減は米司法省がバイナンスに対して行っている捜査が原因とされている。この現従業員の話では、捜査は同意判決か数十億ドルの和解金のいずれかで終了する可能性が高いという。

フォーチュン(Fortune)誌は、バイナンスのCZことチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao)CEOの司法省の調査への対応が原因で、イナンスの上級幹部数人がこの数週間で退社を決めたと報じた。

ジャオ氏は15日にTwitterで、「メディアが報じた数字は全く違う」とし、まだ雇用を続けていると表明した。

|翻訳:CoinDeskJAPAN
|編集:林理南
|画像:Shutterstock
|原文:Binance Has Cut 1,000 Workers in Recent Weeks: WSJ