バーンスタイン、ビットコインの年末目標価格を9万ドルに引き上げ
  • バーンスタインは年末のビットコイン目標価格を8万ドルから9万ドルに引き上げた。
  • バーンスタインは現在、半減後に一部の業者が運用を停止することでハッシュレートが7%減少すると予想している。
  • バーンスタインは、暗号資産へのエクスポージャーを求めている株式投資家にとってビットコインマイニング企業は魅力的な銘柄になっていると述べた。

ブローカーのバーンスタイン(Bernstein)は21日の調査レポートで、年末のビットコイン(BTC)価格予想を8万ドルから9万ドル(約1350万円、1ドル150円換算)に引き上げ、同社がカバーしているマイニング企業の株の予想を更新した。

アナリストのゴータム・チュガニ(Gautam Chhugani)氏とマヒカ・サプラ(Mahika Sapra)氏は、「新たなビットコイン強気サイクル、力強いETFへの流入、積極的なマイニング企業の生産能力の拡大、そして史上最高のマイニング企業のドル建て収益によって、暗号資産(仮想通貨)サイクルへのエクスポージャーを求める株式投資家にとってビットコインマイニング企業が魅力的な銘柄であると当社は引き続き考えている」と述べた。

アナリストらは、「シャットダウン(一部のマイニング企業が施設を閉鎖したり運用を停止したりすること)による半減期後のハッシュレートは、以前の15%に対して7%減少すると想定している」と述べた。ハッシュレートとは、コンセンサスアルゴリズムがプルーフ・オブ・ワーク(PoW)のブロックチェーン上でマイニングとトランザクション(取引)の処理に使用される計算能力の合計を指す。4年に一度の半減期ではマイニング報酬が半分に減る。次の半減期は4月中旬と予想されている。

バーンスタインはアウトパフォーム格付けのクリーンスパーク(CleanSpark)の目標株価を14.20ドルから30ドルに引き上げた。アウトパフォーム格付けのライオット・プラットフォームズ(Riot Platforms)については目標株価を22.50ドルから22ドルに引き下げ、マーケットパフォーム格付けのマラソン・デジタル(Marathon Digital)の目標株価は14.30ドルから23ドルに引き上げた。

20日の株価は、クリーンスパークが20.25ドル、ライオット・プラットフォームズが12.40ドル、マラソン・デジタルが22.43ドルで取引を終えた。

レポートでは、ライオット・プラットフォームズとクリーンスパークは「最大の自己マイニング能力を持つ最大手のマイニング会社」としてこの分野のリーダーとして浮上するだろうと指摘されている。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Hans Eiskonen/Unsplas
|原文:Bitcoin Year-End Price Target Raised to $90K at Bernstein