NOT A HOTEL、群馬に新ヴィラ開業──暗号資産NACレンディング対象に追加予定

ハイエンドな別荘をシェア購入できるサービスを展開するNOT A HOTELは5月1日、温泉ヴィラ「NOT A HOTEL MINAKAMI TOJI」を群馬県みなかみ町に開業したと発表した。

新施設は銅板葺きの外観が特徴的な5棟の独立ヴィラから構成され、各ヴィラには天然温泉の露天風呂、サウナ、プールなどが備わる。

NOT A HOTELは、物理的な不動産とWeb3技術を組み合わせた「NOT A HOTEL DAO」を展開している。

このDAOでは、暗号資産「NOT A HOTEL COIN(NAC)」をレンディング(預け入れ)することで、NACを消費せずに全国のNOT A HOTEL施設の宿泊権を報酬として受け取れる仕組みを提供している。

NACは2024年12月に国内過去最大規模のIEOで20億円を調達したRWA(現実資産)関連トークンであり、暗号資産取引所GMOコインで取引されている。

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5月2日時点の価格は1NACあたり900円前後で推移している。

今回開業した「NOT A HOTEL MINAKAMI TOJI」について、NOT A HOTEL DAOの公式サイトでは、NACレンディングによる宿泊権の対象施設として将来的に追加される予定であることが示されている。

NOT A HOTELは、「TOJI」の開業によりネットワークを11拠点(開業・販売済み含む)に拡大している。

|文:栃山直樹
|画像:リリースから