ロビンフッド、ビットコイン・ソラナ・XRPのマイクロ先物取引を開始
  • ロビンフッドは、アメリカでビットコイン・ソラナ・XRPのマイクロ先物取引を開始した。
  • これは、ロビンフッドが暗号資産商品を拡大する動きの一環だ。同社の最近のビットスタンプおよびワンダーファイの買収に伴い、この分野は大きく成長した。
  • 5月の暗号資産の想定元本取引高は117億ドルに達し、前月比36%増、前年比65%増となった。

ロビンフッド(Robinhood)は、アメリカでビットコイン(BTC)、ソラナ(SOL)、エックス・アール・ピー(XRP)のマイクロ先物取引を開始した。残高がある口座約2600万個に対し、既存の暗号資産(仮想通貨)先物商品のラインナップを拡大することになる。

マイクロ先物取引は、フルサイズの先物取引よりもはるかに少ない証拠金しか必要としないため、トレーダーは少ない資金で売りまたは買いのポジションを取ることができる。

規模が小さくなるため、トレーダーが暗号資産の将来価格の方向に賭けたり、既存のポジションをヘッジしたりする際により柔軟な対応が可能となる。

今回のマイクロ先物取引開始によって、1月にビットコインおよびイーサリアム(ETH)で始まった先物商品のラインナップが完成した。また、同社は数週間前にビットスタンプ(Bitstamp)の2億ドル(約290億円)での買収を完了させ、カナダのワンダーファイ(WonderFi)を1億7900万ドル(約260億円)で買収する契約をまとめていた。

ロビンフッドのデータによれば、暗号資産の想定元本取引高は時間の経過とともに急増しており、5月には117億ドル(約1兆7000億円)に達した。前月比では36%増、前年比では65%増となる。

|翻訳・編集:林理南
|画像:PiggyBank/Unsplash
|原文:Robinhood Launches Micro Bitcoin, Solana and XRP Futures Contracts