DOGE、SOL、XRPを筆頭にアルトコインが大幅下落──FRBの金利決定に対する不安とレバレッジ解消が暗号資産市場に影響
  • アルトコインは7月29日、トレーダーたちが米連邦準備制度理事会(FRB)の金利に関する決定とその他の経済指標の発表に備える中、急落した。
  • XRP、ソラナ、カルダノは24時間で3%以上値下がりし、ドージコイン、アバランチ、スイは5%を超える下落を記録した。
  • ビットコインは横ばいを維持し、イーサリアムは下落したが、前週比ではほぼ横ばいだった。

アルトコインは7月29日、トレーダーたちが30日に予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)による金利に関する決定を含む、一連の経済イベントに備える中、大幅に下落した。

とりわけ大きく下落したのは、いずれも過去24時間で3%以上下落したエックス・アール・ピー(XRP)、ソラナ(SOL)、カルダノ(ADA)と、過去24時間で5%以上下落したドージコイン(DOGE)、アバランチ(AVAX)、スイ(SUI)である。

継続的な値下がりにより、XRPとソラナは過去7日間で約13%下落。DOGEの下げ幅はさらに大きく、同じ期間で約18%下落した。

一方、ビットコイン(BTC)は11万7312ドルと、ここ24時間でほぼ横ばいで取引されている。

先週初めから、トレーダーたちがレバレッジ取引に殺到したため、アルトコインは圧力を受けている。さらに、経済データの発表が相次ぐことで、暗号資産(仮想通貨)市場と株式市場の両方にストレスがかかっている。

米連邦準備制度理事会(FRB)の2日間の会合が29日に始まったが、ジェローム・パウエル議長率いるFRBは、ドナルド・トランプ米大統領による金利引き下げの圧力にもかかわらず、30日に再び金利を据え置く見通しだ。

投資家たちはまた、新たな米非農業部門雇用者数が発表され、トランプ関税の猶予期限も複数控えている8月1日にも注目している。

米株式市場では、ナスダックとS&P 500がともに小幅な下落に転じ、それまでの上昇分を失った。

|翻訳・編集:山口晶子
|画像:Shutterstock
|原文:DOGE, SOL and XRP Lead Altcoin Losses as Rate Jitters and Leverage Unwind Hit Crypto

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