
アバランチ
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アバランチ (Avalanche) の基本情報
発行上限 | 720,000,000 |
---|---|
承認方式 | Avalanche Consensus |
開始日 | 2020年9月 |
中央機関 | |
提唱者 | Emin Gün Sirer, Kevin Sekniqi, Maofan Yin |
オフィシャルサイトURL | https://avax.network/ |
ホワイトペーパーURL | https://www.avalabs.org/whitepapers |
公式TwitterURL | https://twitter.com/avalancheavax |
アバランチ・AVAXとは
アバランチ(Avalanche)は、ブロックチェーン技術を活用した分散型アプリケーション開発のためのプラットフォームで、ネイティブトークンの「AVAX」を発行している。独自のコンセンサスアルゴリズムを用いているため、処理速度の速さとコストの低さが特徴だ。
以下では、プラットフォームを「アバランチ」、仮想通貨を「AVAX」と表記する。
アバランチ・AVAXの歴史
アバランチは2020年にAva Labs社によってローンチされた。Ava Labs社はビットコイン(BTC)などの開発に関わったEmin Gun Sirer氏が共同設立者であることから、当初から投資家らの注目を集めていた。
2021年ごろ、仮想通貨市場全体が活況になると同時にAVAXも価格が上昇する。アップグレードやトークンセールが実施され、同年11月には過去最高値の約134ドルに至った。
2022年現在は仮想通貨市場全体の下落傾向とともに価格が下がっている。しかし、アバランチはその処理速度とコストの低さから期待が高い。スマートコントラクトの分散型アプリケーション開発基盤として、現在主力のイーサリアム(ETH)に競合する「イーサリアムキラー」の1つだ。AVAXの価格も今後の上昇が注目される。
アバランチ・AVAXの特徴
スケーラビリティ問題を解消する高速取引
ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨は、「スケーラビリティ問題」を抱えている。これは、取引(トランザクション)において1つのブロックの中に書き込めるデータ量が限られていることで、処理や送金に遅延が発生するという課題だ。
アバランチは後述する「アバランチコンセンサス」を採用している。それによって処理速度を大幅に高め、このスケーラビリティ問題を解消した。1秒あたりのトランザクション処理数はビットコインが約6〜7、イーサリアムが約13〜15、リップル(XRP)が約4,000であるのに対し、アバランチ(AVAX)は約6,500となっている。
EVMでイーサリアムとの互換性
アバランチはイーサリアムバーチャルマシン(EVM)と互換性があり、イーサリアム上のプラットフォームをアバランチで利用することができる。EVMは、スマートコントラクトで記載されたプログラムを翻訳してコンピューターへ伝えることができるイーサリアム独自の機能だ。
アバランチがEVMを備えていることで、イーサリアムの開発基盤を利用していたユーザーがアバランチに参入しやすくなっている。
スワップ(通貨交換)も可能
アバランチでは、AVAXと複数の仮想通貨とのスワップが可能だ。テザー(USDT)やUSD Coin(USDC)、エイプコイン(APE)などと通貨交換ができる。さらに、2022年3月には仮想通貨ウォレット「メタマスク」がアバランチに対応し、スワップ機能も利用できるようになった。
アバランチコンセンサスとは
アバランチの処理速度を向上させているのは、独自の取引承認アルゴリズムである「アバランチコンセンサス」だ。
ブロックチェーンにおいて、意思決定の仕組みは従来からあった「クラシカルコンセンサス」と、ビットコインとともに開発された「ナカモトコンセンサス」がある。しかし、これらは全てのノード(端末)が全ての取引の承認を行う仕組みで、スケーラビリティなどの問題があった。
アバランチコンセンサスでは、確率論的に覆らないとされる一定割合のノードだけが承認を行う。承認するトランザクションをノードが分担し、並列処理することでスピードを上げることができる仕組みになっている。この一定割合とは、「2万年に1度(2,800兆回に1回)は覆される可能性がある」という確率だ。
335億円相当のインセンティブプログラム で「サブネット」普及
2022年3月、アバランチを運営するアバランチ財団は、約335億円に相当する最大400万AVAX規模のインセンティブプログラムを開始した。ブロックチェーンを活用したゲームやDeFi(分散型金融)、NFT(非代替性トークン)、機関投資家などのユースケースに資金提供する。
このプログラムには、アバランチによる「サブネット」を普及する目的がある。サブネットは、複数のノードから構成されるネットワーク内でブロックチェーンを作成する機能だ。プライベート型・パブリック型など使用方法や目的によってカスタマイズできる。
AVAXの購入方法
国内の仮想通貨取引所ではDMMビットコインとSBI VCトレードがAVAXを取り扱っている。CoinDesk Japanでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で暗号資産を購入することを推奨している。
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