ベインキャピタルら、3億円を仮想通貨取引所に出資──インド市場に期待

ベインキャピタルら、3億円を仮想通貨取引所に出資──インド市場に期待

仮想通貨企業に対する銀行サービス提供の禁止命令が覆されてからわずか数週間後、ムンバイに拠点を置くコインDCX(CoinDCX)による300万ドル(約3億3千万円)の資金調達ラウンドに、著名な支援者たちが加わった。

コインDCXは2020年3月24日、シリーズAラウンドの参加企業には、投資企業ベイン・キャピタル(Bain Capital)とポリチェーン・キャピタル(Polychain Capital)、そしてビットメックス(BitMEX)を所有するHDRグローバル・トレーディング(HDR Global Trading)が含まれると述べた。

手にした資金をもとにコインDCXは、インドにおける仮想通貨の普及を促進し、商品開発とマーケティングをさらに推し進める計画だと述べた。具体的には今年中に、金融商品を展開し、アルゴリズムベースの取引に対応する予定だ。

「銀行サービス提供の禁止を無効にする最高裁判所の判断は、インドのより広範な仮想通貨エコシステムにとって励みになる兆しであり、この市場に巨大な成長への可能性が秘められていることに我々は自信を持っている」と、コインDCXの共同創業者兼CEO、スミト・グプタ(Sumit Gupta)氏は3月24日の発表の後に述べた。

今回のニュースは、インド準備銀行(Reserve Bank of India)が2018年4月、仮想通貨企業にサービスを提供する銀行に対して全面禁止を課して以降、つまり取引所の歴史のほとんどにおいて、経営を維持するためにピアツーピア仮想通貨取引に依存していたコインDCXの運勢の目覚ましい転換を象徴するものだ。

インド準備銀行による禁止は、デジタル資産がもたらす脅威に対して重すぎるという判決を最高裁判所が出した後、インドの業界関係者らは、同国における仮想通貨業界の復活に備えていると述べた。

コインDCXはCoinDeskに対して、インド準備銀行による禁止が撤回されて以降、ユーザーのサインアップが10倍に増えたと語った。禁止の前の取引高は公表されていないが、コインDCXでは目下、1日の平均取引高が1000万ドル〜1500万ドル(約11億円〜17億円)となっている。

翻訳:山口晶子
編集:T.Minamoto
写真:Shutterstock/KishoreJ
原文:Polychain, Bain Capital Join $3M Series A Round for Indian Exchange CoinDCX

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