暗号資産取引所に不正アクセス?、メガバンクがデジタル通貨勉強会──5/31(日)-6/6(土)の暗号資産・ブロックチェーンニュース

暗号資産取引所に不正アクセス?、メガバンクがデジタル通貨勉強会──5/31(日)-6/6(土)の暗号資産・ブロックチェーンニュース

6月1日(月)──日本STO協会に三井住友信託銀行が入会/異なるブロックチェーンゲーム同士をつなぐサービス開始

bitFlyer、TaoTao、LayerX、シンプレクスなどが賛助会員に

STO(セキュリティトークン・オファリング)の自主規制団体「日本STO協会」は6月1日、三井住友信託銀行が入会したと発表した。また同日、暗号資産取引所のbitFlyerやTaoTaoのほか、LayerX、Securitize Japan、シンプレクス、デロイトトーマツコンサルティングなど計14社が賛助会員として加盟したことも発表した。

ブロックチェーンゲーム事業者の悩みとは

ブロックチェーンゲーム開発会社double jump.tokyoが6月1日、ゲーム間送集客ネットワークを開始した。「MCH+ADX」(エムシーエイチ プラス アドエックス)と呼ばれるサービスで、異なるブロックチェーンゲーム同士で送客しあえることになる。たとえば、あるゲーム事業者が新規ユーザーを開拓した場合、対象ユーザーがその後、パートナーが提供するゲームで課金すると、収益の一部をゲーム事業者へ還元されるようになる。業界の課題の一つが、ゲーム事業者は増えているものの、新規ユーザー獲得コストが高く、ブロックチェーンゲーム事業者が増えても、このままでは既存ユーザーのパイの奪い合いになってしまうということだった。新サービスはその課題の解消が期待されている。

6月2日(火)──コインチェック・ビットバンクのドメイン不正アクセス、顧客資産に影響なし/博報堂が信用スコアに関する調査

コインチェック「300人の個人情報流出の可能性が否めない」

暗号資産取引所のコインチェックが6月2日、ドメイン登録サービス(お名前.com)内アカウントに不正アクセスがあったことを明らかにした。

同社によると、6月1日に異常を検知したため調査したところ、5月31日0時5分ごろから「お名前.com」内アカウントでドメイン登録情報が変更されていた。その影響で、この直前の期間に問い合わせをした顧客300人のメールアドレス、メールに記載された情報が不正に取得できるようになっていた可能性があるという。ただし既に登録情報は修正済みで、顧客資産に影響はないという。

同様の報告は6月4日、ビットバンクからもあった。5月27日に「お名前.com」への不正アクセスがありドメイン情報が書き換えられたというが、29日にはビットバンクが修正した。こちらも顧客資産への影響はなかったという。

「信用スコアの浸透に賛成」は57%、だが反対も43%──博報堂調査

博報堂プレスリリースより

博報堂が実施した「信用スコア(スコアリングサービス)」についての調査で、「信用スコア」の社会浸透に賛成は57.0%で過半数を上回ったことが6月2日、分かった。しかし反対も43.0%もあり、「賛成とは14ポイント差しかない」との見方もできそうだ。年代別では20〜50代で賛成が反対を上回っている。

調査は全国20~69歳の男女3,555人を対象に実施。2019年9月に発足したFintechサービスに関する生活者の意識・行動の調査研究を行うプロジェクト「HAKUHODO Fintex Base」(博報堂フィンテックスベース)が行った。

6月3日(水)──3メガバンクがデジタル通貨の勉強会開催へ/ブルームバーク「BTCは2万ドル回復」

メガバンクのデジタル通貨とSuicaの連携も検討

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行が、デジタル通貨でのデジタル決済インフラの実現を目指すための勉強会を開催することが6月3日、明らかになった。事務局を務めるディーカレットが発表した。KDDIやセブン銀行、NTTグループ、JR東日本なども参加するこの勉強会の目的は、デジタル通貨やデジタル決済インフラに対する課題と解決方法の検討、 議論を進め、 実現に向けた合意点を見出し、 サービスやインフラの標準化の方向性を示すこと。みずほ銀行の「Jコイン」、三菱東京UFJ銀行の「coin」(MUFGコイン)などのデジタル通貨と、JR東日本のSuica(スイカ)の連携なども検討すると見られる。

ブルームバーグ「BTCは2万ドルを回復する」

ブルームバーグが暗号資産展望(Crypto Outlook)の最新レポートを公表し、2020年にビットコイン(BTC)が2万ドルの過去最高値を回復するとの予想を示した。

6月4日(木)──ソラミツが“日本初”ブロックチェーン活用したデジタル地域通貨の運用を開始へ

ソラミツとカンボジア国立銀行が共同開発した世界初の中銀デジタル通貨「バコン」の技術を活用し、日本向けに最適化したトークン型のデジタル地域通貨「Byacco/白虎」が、2020年7月1日から福島県会津若松市の会津大学内で正式運用を開始されることになった。

ソラミツが6月4日に発表したもので、同社と、スチューデントライフサポート、AiYUMUの両社とともに開発した。Byaccoはブロックチェーン「ハイパーレジャーいろは」を活用、複数のデジタル地域通貨をつなぐ相互運用可能な決済・送金を目指すという。ソラミツによれば、ブロックチェーンを活用したデジタル通貨の正式運用は日本初という。

文・編集:濱田 優
画像:Shutterstock.com

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