BitTrade (ビットトレード)の評判・口コミ

BitTradeは、2018年9月にビットトレード株式会社とHuobiが資本業務提携を実施したことで誕生した仮想通貨取引所(関東財務局長 第00007号)。2023年2月15日にHuobi Japanから名称を変更した。2023年8月時点で取扱通貨の種類は31種類。

BitTrade (ビットトレード)の基本情報

項目概要
取扱仮想通貨31種類
手数料無料
最低取引数量0.00001BTCかつ2円
スマホ対応アプリあり
セキュリティマルチシグ、コールドウォレットなど

BitTrade (ビットトレード)のキャンペーン

【国内初!イオス(EOS)上場】記念キャンペーン

条件特典期間
SNS(抽選)最大10,000円相当のAmazonギフトカード9/11~9/19
EOS/JPYの取引所手数料が0%9/13~10/11
購入(抽選)約定金額に応じた景品9/26~9/28

BitTradeでは、国内初のイオス(EOS)の上場を記念して3つのキャンペーンを開催。1つめは、フォロー&RPキャンペーンであり、X(旧Twitter)の公式アカウントを「@BitTrade_jp」フォローし、指定のツイートをRP(リポスト)することで最大10,000円相当のAmazonギフトカードが抽選でプレゼントされる。2つめは、期間中のEOS/JPYの取引所手数料の無料化だ。3つめは、ラッキールーレットキャンペーンであり、詳細はまだ発表されていないが、以前にも開催されており約定金額に応じて豪華景品が抽選でプレゼントされるキャンペーンとなっている。

Huobi JapanからBitTrade (ビットトレード)への名称変更について

2023年1月6日、Huobi Japan(フォビジャパン)はサービス名をBitTrade(ビットトレード)に変更することを発表した。その経緯について内容をまとめた。

国内でのローカライズ強化を進めるための名称変更

Huobi JapanからBitTradeのサービス変更に対して、ビットトレード株式会社は、国内でのローカライズ強化を進めることを目的としていると説明している。同社は「より一層安心して皆様にサービスをご利用頂ける様、国内でのローカライズの強化を推進して行く事を取り決め、サービス名称をBitTradeに変更する」と述べている。

突然の名称変更であったことや、2022年はHuobiグループのネガティブなニュースが続いていたことから、多くの憶測を呼んだが、広報担当はネガティブな理由での変更ではないと憶測を否定しており、変更の意図は日本に注力する決意と語っている。

さらに同社は「国内での法令を遵守する」ことを改めて表明しており、サービス名称の変更により、より日本人が利用しやすいサービスになることが期待される。

加えて「もう一度原点に立ち返る」とも述べている。同サービスがHuobi Japanの名称になったのは2019年。名称の変更前は「ビットトレード」であったことから、新たな名称への変更ではなく、実際にはサービス名を戻す変更となっていることから、このように述べていると考えられる。

サービス内容に変更なし

今回の変更はサービス名や、それに伴うロゴの更新であり、サービス内容、手数料に変更はない。2023年1月6日以前からHuobi Japan(フォビジャパン)を利用している人も引き続き同社が提供するサービスのBitTradeを利用できる。

BitTrade (ビットトレード)の評判

BitTradeの評判は概ね良好だ。取扱銘柄の多さや取引手数料の実質無料キャンペーンを好感した口コミが多く見られる。セキュリティや取引ツールに対するポジティブな意見も集まり、おすすめとする意見も散見された。

取引量についてはネガティブな評判が見られる。Huobiグループの取引量は多いが、国内の取引量については不満に感じるユーザーもいるようだ。

BitTrade (ビットトレード)メリット

BitTradeのメリットとしては、以下の通り。

1.グローバルなブランド力がある

BitTradeは、米国、韓国、中東を含む世界各国で事業を展開するグローバル企業として知られている。

2.専用のスマホアプリがある

高機能チャート搭載により、PCではなくスマートフォンからでも不便なく取引が可能だ。

3.少額(2円)から取引できる

2円から取引を開始できる点に特徴がある。取引所方式での注文が対象で、ビットコイン(BTC)のほかイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)などの銘柄を2円から発注可能だ。少額で利用したい人にはメリットが大きいだろう。

4.取扱銘柄が豊富

全31銘柄の取り扱いは国内でトップクラス(同社調べ、2023年07月12日時点)。取り扱いが豊富なため、さまざまな投資を試すことができるだろう。

5.フォビトークン(HT)の保有による特典

フォビトークン(HT)を購入すると手数料割引などの特典が受けられる。フォビトークンの保有量や、取引所における取引状況によって取引手数料率が変わる仕組みとなっており、レベル1で最大10%OFF、最高レベルであるレベル8で手数料が最大無料になる仕組みだ。

BitTrade (ビットトレード)のデメリット

BitTradeのデメリットとしては出金制限があることが挙げられる。

1.日本円の出金制限がある

セキュリティの都合上、パスワードを変更してから24時間は日本円の出金が制限される。また、定期メンテナンスが毎週月曜日の午前1時〜2時まで行われるため、注意する必要がある。出金手数料もかかるので、出金には不自由な点も多い。

2.取引量が少ない

口コミでも見られたように、BitTradeの取引量は比較的少ない。

【国内取引所 ビットコイン(BTC)出来高ランキング(2023年1月)】

  1. bitFlyer:227,456 BTC
  2. GMOコイン:66,322 BTC
  3. Coincheck:46,880 BTC
  4. OKCoinJapan:12,051BTC
  5. BTCBOX:17,938 BTC
  6. bitbank:8,643 BTC
  7. BitTrade:2,823 BTC

出典:Bitcoin日本語情報サイト 国内ビットコイン市況

他の主要な取引所と比較して、出来高の桁が異なるほど少ないことが分かる

3.レバレッジ取引の対象がBTC/JPYのみ

BitTradeは幅広く通貨を取り扱っているが、レバレッジ取引の対象となる通貨ペアはBTC/JPYのみである。

BitTrade (ビットトレード)のデメリットを補完できる取引所

bitFlyer(ビットフライヤー)

取引量を重視したいならbitFlyerの口座も併せて開設しておくといいだろう。2021年7月の同社リリースによると、bitFlyerは国内のビットコイン取引量において5年連続首位となったようだ。前章で紹介した直近24時間におけるビットコイン取引量においても、bitFlyerは国内の主要な取引所全体のおよそ3割を占めた。

GMOコイン

入出金の利便性を重視したいならGMOコインの口座も併せて開設しておきたい。二段階認証が必要だが、GMOコインは手数料無料で1日最大2,000万円まで出金できる。別途400円を負担すれば大口出金として1日最大1億円まで出金可能だ。

BitTrade (ビットトレード)の取扱通貨

BitTradeの取扱通貨は以下の通り。

  • BTC(ビットコイン)
    BTC
    (ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • HT(フォビトークン)
    HT
    (フォビトークン)
  • XRP(リップル)
    XRP
    (リップル)
  • BCH(ビットコインキャッシュ)
    BCH
    (ビットコインキャッシュ)
  • LTC(ライトコイン)
    LTC
    (ライトコイン)
  • XLM(ステラルーメン)
    XLM
    (ステラルーメン)
  • XEM(ネム)
    XEM
    (ネム)
  • BAT(ベーシックアテンショントークン)
    BAT
    (ベーシックアテンショントークン)
  • MONA(モナコイン)
    MONA
    (モナコイン)
  • ONT(オントロジー)
    ONT
    (オントロジー)
  • TRX(トロン)
    TRX
    (トロン)
  • QTUM(クアンタム)
    QTUM
    (クアンタム)
  • XYM(シンボル)
    XYM
    (シンボル)
  • ETC
    (イーサリアムクラシック)
  • ADA(エイダコイン/カルダノ)
    ADA
    (エイダコイン/カルダノ)
  • DOT(ポルカドット)
    DOT
    (ポルカドット)
  • ENJ(エンジンコイン)
    ENJ
    (エンジンコイン)
  • IOST(アイオーエスティー)
    IOST
    (アイオーエスティー)
  • JMY(ジャスミー)
    JMY
    (ジャスミー)
  • LSK(リスク)
    LSK
    (リスク)
  • OMG(オーエムジー)
    OMG
    (オーエムジー)
  • XTZ(テゾス)
    XTZ
    (テゾス)
  • BSV(ビットコインSV)
    BSV
    (ビットコインSV)
  • COT(コスプレトークン)
    COT
    (コスプレトークン)
  • DEP(ディープコイン)
    DEP
    (ディープコイン)
  • PLT(パレットトークン)
    PLT
    (パレットトークン)
  • BOBA(BOBAトークン)
    BOBA
    (BOBAトークン)
  • FLR(フレア)
    Flare
    (フレア)
  • ASTR(アスター)
    ASTR
    (アスター)
  • ATOM(コスモス)
    ATOM
    (コスモス)

BitTrade (ビットトレード)手数料

取引手数料

【取引所】
Maker:0~0.20%
Taker:0~0.20%
※BTC/JPYは2022年2月1日よりMaker・Takerいずれも無料

【販売所】
無料

【レバレッジ取引】
建玉ごとに0.03%/日
※取引手数料、ロスカット手数料は無料

入出金手数料

【入金】
クイック入金:無料
振込入金:振込元金融機関ごとの手数料

【出金】
330円

BitTradeの手数料については、公式HP内の「手数料」を参照のこと。

BitTrade (ビットトレード)では、レバレッジ取引は最大2倍

BitTradeでは、最大2倍までのレバレッジをかけて取引できる。ただし、BTC/JPY以外のレバレッジ取引には対応していない。

利用には個別の審査がある

BitTradeのレバレッジ取引では、口座開設の審査とは別にレバレッジ取引に対する審査があり、審査に通過できない場合はレバレッジ取引を利用できない。BitTradeは明確な審査基準を公開していないが、預けた資金を担保により大きな資金を動かすため万が一の場合には返済資金が必要であり、投資経験が必要になる投資方法であることから、収入や保有資産、投資経験の有無が審査の通過に関係すると推測できる。

6つの注文方法に対応

BitTradeのレバレッジ取引では6つの注文方法を採用している。

  • 成行注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文
  • OCO注文
  • IFD注文
  • IFD-OCO 注文

基本の注文方法から複雑な注文方法にも対応しているので、取引の幅が広がりやすい。

BitTrade (ビットトレード)の取引ツール/スマホアプリ

BitTradeでは、取引ツールとしてTrading Viewを採用しており、100種類以上のテクニカル指標を用いながら、トレードを行うことができる。また、公式アプリ(iOS版Android版)が用意されている。

ブラウザツール

(引用:BitTrade

上述のとおり、BitTradeではTrading Viewでチャートの分析が可能だ。板情報(他ユーザーの注文情報)も同時に確認できるため快適な環境で取引できるだろう。

スマホアプリ

引用:BitTrade

スマートフォンアプリでは口座開設から取引、資産管理まで完結できる。高機能チャートも搭載されているため、スマートフォンでも高度な取引ができるだろう。

BitTrade (ビットトレード)のセキュリティ

BitTradeは世界最高水準のセキュリティを持つ(2019年9月ICORating社調べ)。

マルチシグによる承認方法

BitTradeでは、マルチシグによる承認方法を採用している。マルチシグとは、暗号資産の送信に複数の承認が必要となる仕組みのことである。マルチシグを採用するメリットとしては、秘密鍵を1つハッキングされたとしても、他の秘密鍵がなければ取引の承認ができないのでよりセキュリティが強固になる。

コールドウォレットによる管理

BitTradeは、暗号資産をネットワークから隔離されたコールドウォレットで管理することで、ハッキングに対してより強固な対策ができる体制を取っている。暗号資産の送信には隔離環境でマルチシグによる別々に電子署名を行う。コールドウォレットだけでは利便性を失うので、ホットウォレットも同時に採用することでセキュリティと利便性を両立している。

BitTradeのセキュリティ対応については、公式HP内の記事「セキュリティについて」から確認することができる。

BitTrade (ビットトレード)がおすすめである人の特徴

BitTradeがおすすめである人の特徴は3つある。

  • 取扱通貨数を重視したい
  • 少額から取引を始めたい
  • HTの保有によりお得に利用したい

取扱通貨数を重視したい

BitTradeは、国内取引所でもトップクラスの取扱通貨数を誇る。国内の主要な取引所であるCoincheck(コインチェック)や、GMOコインでも取り扱いがない通貨を取り扱っているので、すでに主要な取引所で口座を開設していて、仮想通貨の取引を始めている人にも開設するメリットがある。取扱通貨数を重視し、取引の選択肢の幅を広げたい人に向いているといえるだろう。

少額から取引を始めたい

BitTradeは、2円から取引できることから、初心者が仮想通貨に投資する場合も気軽に始められる。少額から投資できる点は、草コインのような知名度と流動性は低く、暴落のリスクもあるが、高騰した場合に高い利益が見込める銘柄に投資する場合にもリスクを抑えられることから、BitTradeの幅広い取扱通貨数とマッチしている。

HTの保有によりお得に利用したい

フォビトークン(HT)は保有し、取引所を利用するほどBitTradeの取引手数料の割引がお得になるレベルシステムを採用している。利用を続けながらフォビトークンを保有するほど、メリットが大きくなるので、サブ口座ではなくメイン口座にすることも検討できるだろう。BitTradeをメイン口座にするなら、フォビトークンは保有しておきたいところだ。

BitTrade (ビットトレード)が向いていない人の特徴

BitTradeが向いていない人の特徴は下記の2つだ。

  • 約定までのスピードを重視したい
  • 幅広い通貨でレバレッジ取引を行いたい

約定までのスピードを重視したい

本家のHuobiグループの取引量は大きいが、BitTradeの取引量は少ない。そのため、約定までのスピードに不安がある。取引の成立しやすさを考えるなら、国内でも取引量の多い代表的な仮想通貨取引所を選ぶことを推奨する。

幅広い通貨でレバレッジ取引を行いたい

BitTradeでは、BTC/JPY以外のレバレッジ取引はできないので、広くレバレッジ取引を行いたい人には向いていない。レバレッジ取引に特化した取引所には DMM Bitcoinがあるので、レバレッジ取引における幅を重視するなら別の取引所を選ぶほうが良いだろう。

BitTrade (ビットトレード)の口座開設

口座開設の手順

BitTradeの口座開設は以下の手順で行う。

  1. 口座開設画面でメールアドレスとパスワードを入力
  2. 各種規約に同意し、「新規登録」ボタンをクリック
  3. セキュリティ認証後に送られる仮登録メールに記載の認証コードを入力
  4. 氏名などの基本情報を入力し、本人確認書類を提出
  5. 審査後に郵送される郵便物(転送不要、書留)を受け取る

この場合、最後の郵送物を受け取りが本人確認を兼ねている。したがって郵送物を受け取るまでは取引できないため、すぐにサービスを利用できるわけではない点に注意したい。

ただしオンラインで本人確認を完結できる「かんたん本人確認」の場合、最短即日にサービスを利用できる。本人確認書類として「運転免許証」か「在留カード」、または「個人番号カード(マイナンバーカード)」を提出することが条件だ。

【「かんたん本人確認」で口座開設を行う手順】

  1. 口座開設画面でメールアドレスおよびパスワードを入力
  2. セキュリティ認証を行う
  3. メール認証を行う
  4. 「かんたん本人認証」を選択
  5. 氏名などの基本情報を入力
  6. 画面の指示に従い、スマートフォンで本人確認書類を撮影
  7. 画面の指示に従い、スマートフォンで顔写真と動画を撮影

必要書類

BitTradeで取引を行うためには、所定の書類を提出し本人確認を終える必要がある。提出できる書類は以下のとおり。

【提出できる本人確認書類】

  • 運転免許証
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • パスポート
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 健康保険証

なお、上述のとおり「かんたん本人確認」で口座開設を行う場合は「運転免許証」か「在留カード」、または「個人番号カード(マイナンバーカード)」のみ提出できる。

BitTradeの口座開設は、こちらから行うことができる。