ダッシュ

DASH
JPY
  • USD
  • JPY
4,922
24h変動率
-11.94%
24h変動値
-667.50
時価総額
576億
24h変動値
-667.50
時価総額
576億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

ダッシュ (Dash) の基本情報

支払いに主眼を置いた暗号通貨(仮想通貨)でトランザクションの即時承認機能を持つ。

発行上限 17,742,696 DASH〜18,921,005 DASHの間
承認方式 Pow, PoService
開始日 2014年1月
中央機関
提唱者 Evan Duffield, Kyle Hagan
オフィシャルサイトURL https://www.dash.org/
ホワイトペーパーURL https://github.com/dashpay/dash/wiki/Whitepaper 
公式TwitterURL https://twitter.com/Dashpay
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

ダッシュとは

ダッシュは、高速かつ手頃な価格、そして高い匿名性での決済を提供するオープンソースプロトコルのピアツーピアを採用したブロックチェーンと仮想通貨の一つである。アメリカ人ソフトウェア開発者Evan Duffield氏とKyle Hagan氏により、2度の改名を経て2014年1月に設立された。

ダッシュはビットコインのプロジェクトに基づいており、Proof of workを採用している。また、マイニングハッシュアルゴリズムとして、Dash創設者Evan Duffield氏が開発した、電力削減と公平な分配をすることを目指し、当時最も安全とされる11の暗号技術をもとに開発されたX11と呼ばれるアルゴリズムを採用している。現在、ダッシュは1万以上のオンライン小売業者と決済パートナーシップを結んでおり、アメリカやヨーロッパには250社以上のDash対応可能のATMが設置されている。

ダッシュの特徴

マスターノード

Dashは、2014年当時では非常に革新的システムであった、マスターノードを開発・採用している。マスターノードとは、ビットコインのProof of workの承認作業とは異なる承認方法を用いており、InstantSend、PrivateSendの実行や運営方針等のガバナンスなど、第二層目となるネットワークにて行われる処理とサーバーを指す。DASHのサーバーは、1000以上のDashを保有しステーキングしているユーザによって24時間運営されている。

CoinJoin and InstantSendによる匿名性の高く、素早い取引の提供

Coinjoinは、最低二人以上の複数のトランザクションを複合させて一つの決済をするため、ブロックチェーン上に決済データは残るものの、詳細な決済内容は特定されないという特徴を持つ。またInstantSendは、マスターノードネットワークに基づき、追加料金を支払うことにより数秒で取引を完了させる決済機能である。従来のProof of Workで必要とされた、マイナーによる承認作業に依存せずに送金ができるため、ロックまでの平均時間が1.85秒で行えるようになっている。これらの技術によって、匿名性の高さを担保したまま、素早い取引の提供を可能としている。

創設者Duffield氏が開発した安全性が担保されたカスタムハッシュアルゴリズムX11

X11はDashの創設者Duffield氏によって開発された、11種類のハッシュ関数を組み合わせたカスタムハッシュアルゴリズムである。高度なアルゴリズムによって複合的に構成されているため、Proof of workのみのアルゴリズムと比較し、SPOFなどのセキュリティ上の問題や使用上の不確実性の減少を実現している。さらに、いくつかのハッシュ関数で信頼性がない場合においては、より信頼性の高いハッシュ関数へと置換する事が可能なシステムとなっている。そのためProof of Workの処理における問題が発生したとしても、X11が機能している限り安全性は担保することができる。

DAOのパイオニアであるDash

現在、暗号資産業界のみならず様々な業界から注目を集める組織形態、DAO(又は自立分散型組織)であるが、Dashが採用するマスターノードは、BTCに続くDAOのプロトタイプとして知られている。その一方で、いくつかの条件をクリアすればマスターノードになれることから、従来型の中央集権型組織なのではないかという指摘もなされている。

ブロックにおける透明性を即座に提供するChainLocks

ChainLocksは、支払い承認時にInstantSendと並行して使われるシステムであり、資金を受け取る際に発生する不確実性や、Proof of workで行われるマイニングへの攻撃の可能性を減らす機能を備えている。ChainLocksは400のマスターノードによって形成されており、2019年当時の暗号資産では最高水準の51%の攻撃への耐久性を実現した。

Sporksというアップデート方法をとっている

SporksはDashが独自に編み出した方法であり、より強固な安全性を持ったアップデートを提供している。Sporksでは、アップデート前にテストネットにて80%のネットワーク参加者がアップデートを実行するまで、メインネット上でのリリースがアクティブ化されない。さらに、新たなバージョン内でエラーが発生した場合においても、クライアント側のアップデートされたブロックはネットワーク拒否されないため、意図としないフォークを避けることができる。また新しいバージョンでは、開発チームのテストネットでエラーの収集され、安全性を確保した後に、チームの複数メンバーが署名してアクティブ化をするため、安全性の高いアップデートを可能にしている。

ダッシュの歴史と価格推移

ダッシュはソフトウェア開発者であるEvan Duffield氏とKyle Hagan氏によって2014年1月に設立され、Litecoinのフォークとしてローンチされた。当初のプロジェクトはXcoinと呼ばれていたが、その二週間後にDarkcoinと改名する。その後、2015年にイメージ改革のためにDashという名称へと再度改名された。

価格推移の歴史をみると、基本的にはBTCとの相関関係が非常に強い。最高値は2017年の暗号資産バブルが頂点をつけた同年12月の1,642.22米ドル、最安値はローンチ直後の0.2139米ドルである。コロナショック以降の反発においては主要アルトコインの多くが最高値を更新していった一方、Dashの価格は伸び悩んだ。

ダッシュの購入方法

Dashは現在国内取引所で購入することはできないため、Binanceなどの海外取引所で購入をする必要がある。

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