スチーム

STEEM
JPY
  • USD
  • JPY
30.51
24h変動率
4.10%
24h変動値
1.20
時価総額
142億
24h変動値
1.20
時価総額
142億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

スチーム (Steem) の基本情報

発行上限 なし
承認方式 PoS
開始日 2016年7月4日
中央機関
提唱者 Ned Scott, Dan Larimer
オフィシャルサイトURL https://steem.com/
ホワイトペーパーURL https://steem.com/SteemWhitePaper.pdf
公式TwitterURL https://twitter.com/Steemit
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

スチーム(STEEM)とは?

スチームは「Steemit.com」というブロックチェーン技術を利用したSNSの総合プラットフォームであり、このSNSでの使用を想定した暗号資産(仮想通貨)がSTEEMである。Steemitで投稿を行い、複数人の投票でコンテンツが有益であると評価されるとトークンが支払われる仕組みとなっている。現在のSNSのあり方を変える可能性があるプロジェクトといえるだろう。

スチーム(STEEM)の特徴

アカウントや投稿が運営会社により削除されない

従来のSNSでは、アカウントや投稿が運営会社の独断で削除されてしまうリスクや、中央のサーバーがダウンすることで消えてしまう可能性があった。Steemitはブロックチェーン技術を採用しているため、特定の管理者が存在せずデータが分散管理されているので、管理者による独断の削除がなく投稿が消えることもない。ユーザーが安心して利用できる仕組みといえるだろう。

良質な投稿に対してインセンティブが付与される

スチームは、正確な情報や読者にとって有益な情報を投稿するとSTEEMがインセンティブとして支払われる仕組みとなっている。投稿に対しては投票とコメントを行うことが可能であり、複数人の投票により良質と判断された投稿と、正しい投票を行った人すべてにインセンティブが支払われる。投票をする人にもインセンティブが支払われることから、正確な投票を心掛けるようになるので、有益な投稿を行う投稿者が正しく評価されやすい仕組みとなっている。

Steemit の仮想通貨は3種類ある

Steemitで利用できる仮想通貨は「STEEM」「Steem Power (SP)」「Steem Dollars (SD)」の3種類だ。基本通貨のSTEEMは、取引所で購入可能だが、毎年総量が増加する仕組みとなっていることから相対的に価値が下がりやすい。STEEMを保有するなら、基本的にはSPやSDに交換することとなる。

SPは保有における利息収入が最も高いので、仮想通貨を保有して増やしたい人に向いている。一方で、SDはドルとペッグした通貨であるため、簡単に現金化が可能だ。Steemitの利用ではSPとSDがインセンティブとなり、それぞれ交換できるので、利用するにはそれぞれの通貨の特徴を理解する必要がある。

スチーム(STEEM)の歴史

スチームというプロジェクトは2016年1月にNed Scott氏とDan Larimer氏が共に「Steemit」というSNSを発表したことから始まった。仮想通貨のSTEEMも同時期に上場している。同年7月に正式にローンチされ、最初の投稿とインセンティブの支払いが開始された。

STEEMの価格もローンチに合わせて上昇している。しかし、発行枚数が増え続けるインフレを前提とする通貨であることから2018年以降に最高値は更新しておらず、近年は上昇・下落の局面はあるものの安定した価格変動が続いている。

スチーム(STEEM)の今後

安定性を取っているので莫大な利益は期待できない

STEEMを取引所で購入しても、発行枚数を制限する仕組みがなく増え続けていくので、長期的には価格が上がりにくい。STEEMをSteem Power (SP)に交換することで利息収入が得られる仕組みであるため、今後Steemitの知名度が向上し、現在のSNSに取って代わる存在となったとしても、莫大な利益は期待できないだろう。反対に、長期的に保有することでメリットの大きい仕組みを取っていることから、スチームの将来性を信じて仮想通貨で安定した収入を得続けたい人に向いている。

SNSとして普及できるかどうか

Steemitが価値を生むためには、より多くのユーザーに投稿・投票を行ってもらい、世界中の人々に発信していける場所になることが不可欠だ。Steemitにはインセンティブが貰える仕組みがあり、広告がないことは従来のSNSと比較しても強みになる。現在流行している従来のSNSを競争相手としたとき、独自のメリットが普及するかどうかの鍵となるだろう。Steemitが普及すれば、取引所で仮想通貨を購入する投資家層だけでなく、SNSを利用する目的のユーザーもトークンを保有し、使用するような通貨になる可能性もある。

スチーム(STEEM)の購入方法

STEEMは現在国内の取引所で購入することはできないため、Binanceなどの海外取引所で購入する必要がある。国内取引所で口座を開設し、元手となる仮想通貨を取引して海外取引所に送金することでSTEEMの取引が可能だ。

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