4割が暗号資産の価格リスク:ゴールドマン・サックスの顧客調査

米投資銀行のゴールドマン・サックスは、同社の顧客を対象に暗号資産に関するアンケート調査を行った。調査では、回答者の4割が資産ポートフォリオの中で、暗号資産の価格変動リスクにさらされていることがわかった。

調査は、280人のゴールドマン・サックスの顧客を対象に行われた。回答者の40%が暗号資産の価格変動リスクにさらされていると回答した。言い換えると、4割の回答者は暗号資産に関係する何らかの投資を行っていることになる。

また、54%の回答者は、ビットコインの価格が4万ドルから10万ドルのレンジで推移すると予想している。調査では、61%が今後1、2年の間に暗号資産の保有量を増やしていくと答えた。回答者の22%は、ビットコインの価格が12カ月の間に10万ドルを超えると予想した。

一方、34%の回答者は、資金の一部をデジタル資産に振り替えるためには、法規制のハードルを解決する必要があると回答した。

米CoinDeskは、ゴールドマン・サックスが今月に暗号資産のトレーディングデスクの活動を再開すると報じている。ゴールドマン・サックスは、同デスクの活動を約3年間、休止していた。

画像:Goldman Sachs Digital Assets Survey, 2021

|編集:佐藤茂
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|原文:40% of Goldman Sachs Clients Reported Exposure to Crypto: Survey