ウィズダムツリー、ビットコインETFをSECに申請──北米でETF開発が活発

ウィズダムツリー、ビットコインETFをSECに申請──北米でETF開発が活発

国内外で多くの上場投資信託(ETF)を手がける米ウィズダムツリー・インベストメンツが、ビットコインETFの上場に向けて申請書を米証券取引委員会に提出した。米国におけるビットコインETFの申請は、昨年12月からこれで少なくとも4つ目となる。

ウィズダムツリー(WisdomTree)は、「S-1フォーム」と呼ばれる申請書を同委員会(SEC)に提出。同社は、申請が承認されれば、計画中のビットコインETFを、シカゴボードオプション取引所(Cboe)が運営するBZX取引所に上場する方針だ。

カナダではすでにビットコインETFがトロント証券取引所に上場され、取引が始まっているが、米国ではVanEckがビットコインETFの上場申請を12月に行った。1月には、米投資会社のヴァルキリーインベストメントが、子会社を通じてビットコインETFをニューヨーク証券取引所に上場する計画を発表。同じく、SECに上場申請を提出した。

ビットコインを中心とする金融商品を開発するNYDIGは2月に、VanEckとヴァルキリーに追随するかたちで、ビットコインETFの上場申請を進めている。VanEckはすでに「Form 19b-4」と呼ばれる書類も提出しており、SECが審査を進めている。

米国ではこれまで、グレイスケール・インベストメンツがビットコイン投資信託を組成し、機関投資家から資金を集めてきた。ビットコインETFの上場を巡る動きが活発化する中、グレイスケールは、運営しているビットコイン投資信託をETFに変換させるか、新たにビットコインETFを立ち上げる可能性がある。同社は現在、ETFの専門家の採用を進めている。

ウィズダムツリーは昨年6月に、ETFの設計内容の一部を明らかにしている。当時の計画では、ETF資産の5%をビットコイン先物に投資するとしている。ビットコインETFが米国で上場されれば、投資家はビットコインの現物を直接購入することなく、ビットコインの価格変動からの投資リターンを得ることが可能になる。

|編集:佐藤茂
|画像:ニューヨーク・マンハッタン(Shutterstock)
|原文:WisdomTree Files for a Bitcoin ETF

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