【市場動向】ビットコイン、3万5000ドル付近まで回復

【市場動向】ビットコイン、3万5000ドル付近まで回復

ビットコインは24日、3万2000ドル付近のサポートを維持し、さらに上昇した。22日の2万9000ドル付近からのリリーフラリー(安堵感からの上昇)を買い手は後押し、弱気センチメント(市場心理)は弱まり始めている。

最新価格

当記事執筆時点の最新価格は以下のとおり。

●ビットコイン(BTC):3万4949ドル(+6.51%:過去24時間)
●イーサリアム(ETH):2016ドル(+5.48%)

出典:CoinDesk

●S&P500:4266.39(+0.58%)
●ゴールド:1773.4ドル(−0.31%)
●米国債10年物:1.492%(23日:1.489%)

ビットコインは再びイーサリアムを上回るか

データサイトのスキュー(Skew)によると、イーサリアムの時価総額のビットコインの時価総額に対する比率は40%を下回っている。同様の状況は2018年にもあり、その後、ビットコインのパフォーマンスがイーサリアムを上回る時期が続いた。

出典 : Skew

下図を見ると、ETH/BTC(ビットコイン建てのイーサリアム)は過去1カ月でで抵抗線から下落している。テクニカル分析は、比率がさらに下落する可能性を示している。

出典:TradingView

暗号資産はメインストリームに

暗号資産(仮想通貨)はますますメインストリームになりつつある。

米銀大手のシティグループ(Citigroup)のウェルスマネジメント部門は、新たにデジタルアセットグループ(Digital Assets Group)を設立。同部門は「ブロックチェーンを活用した金融という急成長分野のあらゆる側面に注力する」とシティは述べている。

一方、米暗号資産取引サービス最大手のコインベース(coinbase)が日本市場に本格参入する。同社日本法人は暗号資産交換業者として金融庁に登録した。

アルトコインの状況

●ビットコインと大半のアルトコインが徐々に回復しているなかで、以前、大きな注目を集めた暗号資産インターネットコンピューター(Internet Computer/ICP)は、2カ月弱で630ドルから34ドルまで下落した。「暗号資産全体で価格が低迷するなか、最も最近に注目されたプロジェクトが最も大きな打撃を受けている」とOKEx Insightsのリック・ディレイニー(Rick Delaney)氏はコメントした。

●韓国の4大暗号資産取引所のうちの2つ、アップビット(Upbit)とビットサム(Bithumb)は規制の見直しに備えて、多くのアルトコインの上場を廃止している。上場廃止の発表によって、多くのアルトコインは50%以上も急落、個人投資家にかなりの損失が出ている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸、佐藤茂
|画像:Skew
|原文:Market Wrap: Bitcoin in Recovery Mode Ahead of Options Expiry

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