Crypto.com、「コパ・リベルタドーレス」のスポンサーに──サッカー南米クラブチームNo.1を決める大会のNFTも発行

NBAのロサンゼルス・レイカーズ、ロサンゼルス・クリッパーズの本拠地「ステイプルズ・センター」の命名権に今月、7億ドル(約800億円)を投じたシンガポールの暗号資産取引所Crypto.comが今度は、南米のサッカー・クラブチームNo.1を決める大会「コパ・リベルタドーレス(CONMEBOL Libertadores9」の公式パートナーとなる。

Crypto.comは11月25日、2023年から2026年までコパ・リベルタドーレスの公式パートナーを務め、2022年は同大会の公式ノンファンジブル・トークン(NFT)を発行するライセンスを得たと発表した。

南米サッカー連盟(CONMEBOL:コンメボル)は7月、Ethernity Chainの協力を得て、第47回コパ・アメリカ(コパ・アメリカ2021:ナショナルチームによる南米選手権大会)のトロフィーをNFT化している。

Crypto.comは、審判がゲーム中に反則などのプレーを確認するVAR(ビデオアシスタントレフェリー)を活用するようだ。「さらにCrypto.comは、スタジアムや大会の放送でのブランド露出やデジタル資産からメリットを得る」と述べ、Crypto.comのNFTプラットフォームを使って、コパ・リベルタドーレスに関連するNFTを発行すると付け加えた。

「当社の調査によると、ラテンアメリカは暗号資産の普及をリードしており、40%の人々が近い将来、暗号資産を購入することに興味があると答えている。当然のことながら、南米で最も重要な大会をサポートしたいと考えていた」とCrypto.comの共同創業者兼CEO、クリス・マルシャレク(Kris Marszalek)氏は声明で述べた。

なお、「ステイプルズ・センター」は20年間の命名権契約で「クリプトドットコム・アリーナ(Crypto.com Arena)」に改称される。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Crypto.com to Sponsor Latin America’s Leading Soccer Competition