【US市場】ビットコイン上昇、5日連続の下落から反転

【US市場】ビットコイン上昇、5日連続の下落から反転

ビットコイン(BTC)は3日、1.7%上昇して2万3300ドルを超え、5日連続の下落に終止符を打った。50日指数平滑移動平均(EMA)である2万3214.50ドルを超え、10日EMAの50日EMAの上抜けも視野に入った。

価格が移動平均を超えることと、短期EMAが長期EMAを上抜けすることは、強気シグナルと見なされている。

ビットコインは、ソラナ(SOL)ウォレットが数百万ドルのハッキング被害を受けるなど、業界内での混乱にもかかわらず、堅調に推移した。ソラナは3日、3%下落したが、ハッキングの影響はソラナ内部にとどまったようだ。

株式市場では、S&P500が1.6%上昇、NYダウも1.4%、ナスダックも2.6%上昇した。7月のPMI(総合購買担当者指数)の予想外の上昇と、ワクチン製造のモデルナの好調な業績報告が上昇を後押ししたようだ。

アルトコインでは、アバランチ(AVAX)が4%上昇、ポルカドット(DOT)が3%上昇した。

最新価格

●ビットコイン:23,434ドル、+1.9%
●イーサリアム:1,651ドル、+0.5%

●S&P500:4,162.44、+1.7%
●ゴールド:1,782ドル、+0.6%
●米国10年債利回り:2.75%、+0.007

ビットコイン、モメンタムが上昇

ビットコインは上昇したものの、取引高は平均を下回っている。取引高が直近で20日移動平均を超えたのは7月29日。取引高は、値動きの背後にある「強さ」や確信を評価するために重要だ。取引高が多いほど、価格の方向性について、より確信を持つことができる。

ビットコインは7月13日に安値をつけた後、上昇トレンドに入ったようだ。トレンドラインは、2万5000ドルへの上昇を示しているが、これだけで目標価格と解釈できるわけではない。

一方、Visible Range Volume Profileは、一定期間および特定の価格帯における取引の状況を表す。下図の赤い線で示された「コントロール・ポイント」は、多くの場合、サポートまたはレジスタンスを示すと解釈される。現在、コントロール・ポイントは約2万1000ドル付近にあり、その次のポイントは3万ドルにある。

ビットコインのRSI(相対力指数)はわずかに上昇して59。6月に底を打って以来、RSIは上昇トレンドを示している。

出典:TradingView

プット・コール・レシオ、低下

ビットコインのプット・コール・レシオは0以下に低下している。 プット・コール・レシオは、直近24時間のオプション市場のプットの数量をコールの数量で割ったもの。プットはビットコインを売るオプション、コールは買うオプションを表すため、0を下回る低下は、プットよりコールが多く購入されていることを意味し、強気サインと考えられる。

出典:Glassnode

アルトコイン

ソラナ、ハッキングにもかかわらず価格サポートを維持:2日夜、ソラナのウォレットがハッキングを受け、少なくとも500万ドルが盗み出されたにもかかわらず、ソラナは3日朝、重要なサポートレベルを維持した。

チリ、経済的混乱でステーブルコインに人気:チリの人々は、記録的なインフレと急速なペソ安から資産を守るためにステーブルコインに注目している。現地の暗号資産取引所では、過去3カ月でステーブルコインの取引高が50%増加した。

人気占星術師がNFT参入:インターネットにいち早く参入したことで知られる人気占星術師のスーザン・ミラー(Susan Miller)氏がNFTに参入する。星座をテーマにした1万2000このNFTコレクションが3日、ポリゴンブロックチェーンで発表される。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:TradingView
|原文:Market Wrap: Bitcoin Reverses Course, Pushes Higher, $21K Is ‘Point of Control’

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