バイナンス、FTXとは異なる買収戦略

バイナンス、FTXとは異なる買収戦略

暗号資産(仮想通貨)取引所FTXのサム・バンクマン-フリード(Sam Bankman-Fried)CEOは、破綻した暗号資産企業の資産を買収しようとしており、少なくとも10億ドルを用意していると語っている。

一方、バイナンス(Binance)のチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao)CEOの買収戦略は、メディア、DeFi(分散型金融)、NFTなどの分野を拡大することに重点を置いている。

「ここ数カ月、我々は数多くのレンディング企業に注視してきた。なぜならそこにすべての問題があるからだ」とジャオ氏はブルームバーグのインタビューで語った。

「レンディング企業の多くは、ユーザーの資金を奪って、他の誰かに渡すだけ。本質的な価値はあまりない。その場合、何を買収するのだろう? 我々は、人々が使っている本物の製品を望んでいる」(ジャオ氏)

バイナンスは2022年の現時点までに、67のプロジェクトに3億2500万ドル(約472億円)を投じているという。フォーブスへの2億ドルの投資と、イーロン・マスク氏のツイッター買収に向けた5億ドルの融資がまだ残っており、これらを含めると2022年の投資額は10億ドルを超える可能性がある。2021年は73のプロジェクトに1億4000万ドルを投資した。

今後、従来型のeコマース企業やゲーム企業への出資を検討する可能性があるとジャオ氏は付け加えた。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:バイナンスのチャンポン・ジャオCEO(CoinDesk archives)
|原文:Binance CEO Zhao Taking Different Acquisition Tack Than FTX’s Bankman-Fried

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