【US市場】ビットコイン、一時1万9000ドル超え──米CPIは鈍化

【US市場】ビットコイン、一時1万9000ドル超え──米CPIは鈍化

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FTXのサム・バンクマン-フリード前CEOは12日、ニュースレターサービス「Substack」に長文を記し、数十億ドルを隠蔽したことを否定、FTXが破綻に至った経緯について自身の見解を述べた。

前CEOは資金を不正に入手したことを否定し、FTXと姉妹会社アラメダ・リサーチは暗号資産市場の大幅な低迷とアラメダ側の不適切なヘッジ戦略のために崩壊したと主張した。

「私は資金を盗んでいないし、何十億も隠していない」と前CEOは述べ、「アラメダは十分なヘッジを行っておらず、市場の暴落によって損失を被った」と結論づけた。さらに「ここ数年、アラメダの経営には関与していない」とも述べた。

バンクマン-フリード前CEOは、詐欺の共謀を含む、多数の連邦犯罪容疑に直面しており、現在、カリフォルニア州にある実家に保釈されている。前CEOは無罪を主張しているが、側近でアラメダのキャロライン・エリソン元CEOは詐欺罪を認め、連邦検事の捜査に協力している。

市場動向

(CoinDesk and highcharts.com)

ビットコイン(BTC:一時、24時間で8%上昇し、11月上旬のFTX破綻による市場下落以来の最高値となる1万9000ドルを超えた。当記事執筆時点、1万8800ドル付近。

イーサリアム(ETH:24時間で6%上昇し、1427ドル付近。春に次の大規模アップデート「シャンハイ」が控えるなか、Etherscanのデータによると、12日時点、ビーコンチェーンには1600万イーサリアム(約220億ドル、約2兆8000億円)以上がステーキングされている。

株式市場:12日発表された12月のCPI(米商飛車物価指数)が前月比6.5%と11月の7.1%から鈍化したことを受けて、株式市場は上昇した。ナスダックとダウ平均はいずれも0.6%上昇、S&P500は0.3%上昇した。

最新価格

●CoinDesk Market Index(CMI):911.03、+6.4%
●ビットコイン:18,832ドル、+7.4%
●イーサリアム:1,424ドル、+6.1%

●S&P500:3,983.17、+0.3%
●ゴールド:1,900ドル、+1.4%
●米国10年債利回り:3.45%、-0.1

市場分析

(TradingView)

インフレは冷え込んだが、FRB(連邦準備制度理事会)の政策転換への期待は熱すぎるかもしれない。ビットコインとイーサリアムは、12月のCPIにポジティブに反応した。

ビットコインの1時間足チャートは、CPI発表の1時間に取引高が急激に増加したことを示している。チャートで最も注目すべきは、価格が一瞬下落したことで、一部のトレーダーがCPI発表を利益確定のチャンスと見なしたことを示している。

イーサリアムの1時間足チャートもほぼ同じ動きをしており、CPI発表時にわずかに上昇し、その後1時間で下落した。

FRBが2月に0.25%の利上げを行う確率は、前日の77%から96%に上昇した。一方、フェデラルファンド(FF)先物は、金利が5%近くまで上昇した後、2023年第2四半期、または第3四半期に低下することを示している。これは、FRBは利上げペースを緩めるかもしれないが、当面、利上げを維持することを示している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:TradingView
|原文:Crypto Markets Today: Bitcoin Tops $19K, Blockchain.com Cuts Jobs, Sam Bankman-Fried Blogs

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