カルダノとソラナ、人気取引アプリでの上場廃止を受け下落

カルダノ(ADA)とソラナ(SOL)は27日、人気取引アプリ「ロビンフッド(Robinhood)」が米東部時間同日18時59分に両暗号資産を上場廃止する直前に下落した。

6月9日、ロビンフッドはカルダノ、ソラナ、ポリゴン(MATIC)の取り扱いを6月27日に終了すると発表。この決定は、SEC(米証券取引委員会)がバイナンスとコインベースを提訴するなかで、これらの暗号資産が「証券」として名指しされた直後に行われた。

CoinDeskのデータによると、カルダノ、ソラナは24時間で約2.3%、約1.8%下落。市場全体の動きを示すCoinDesk Market Index(CMI)は0.6%上昇だった。ポリゴンは横ばい。

ロビンフッドが6月9日に3つの暗号資産の取り扱い終了を発表して以来、3つの暗号資産の価格は5%以上下落、一方、CMIは約9%上昇している。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk TV
|原文:ADA, SOL Underperform as Robinhood Gets Set to Delist Them Amid SEC Crackdown