ビットコイン、一時3万1000ドル──フィデリティがビットコインETF申請との報道で

ビットコイン(BTC)は、資産運用大手のフィデリティ(Fidelity)が早ければ27日にビットコインETF(上場投資信託)を申請する準備を進めているとWebメディアのThe Blockが報じたことで27日午前中に価格が上昇した。

CoinDeskのデータによると、このニュースを受けてビットコイン価格は数分の間に3万600ドルから3万1000ドルまで上昇したが、すぐに反落し、当記事執筆時点では3万500ドル付近(日本時間28日6時30分頃には3万640ドル付近)。

フィデリティ・インベストメンツの広報担当者は「共有できる最新情報はない」とCoinDeskに述べた。フィデリティは2021年にビットコインETFを申請したが、2022年に米証券取引委員会(SEC)が却下していた。

6月初め、世界最大の資産運用会社ブラックロックがビットコインETFを申請した後、ビットコインETFの申請や再申請が続き、ビットコイン価格は大幅に上昇している。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Bitcoin Briefly Pushes Above $31K After Fidelity Spot ETF Report