ゲンスラーSEC委員長の政治的野心、ビットコインETFの判断に影響:米アークのウッド氏が語る

ゲンスラー米証券取引委員会(SEC)委員長の政治的野心がビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)の承認を妨げているのではないか?

米アーク・インベストメント・マネジメント(ARK Investment Management )の創業者兼CEOのキャシー・ウッド氏は「ゲンスラー委員長がビットコインに精通していることを考えると、彼がビットコイン現物ETFの承認を妨げる論理的な理由を見つけることは難しい」とCNBCの番組で語った。

「ビットコインは分散型で透明性の高いネットワーク。すべての活動を追跡でき、操作される可能性は非常に低い」とウッド氏。ゲンスラー委員長は就任前にマサチューセッツ工科大学(MIT)で暗号資産とブロックチェーンの講義を担当しており、こうしたことは理解していると付け加えた。

さらに、SECがビットコイン現物ETFの申請を却下し続けている理由については、ゲンスラー委員長が財務長官のポストを狙っているのではないかという憶測に言及。「財務長官は何をするポジションなのか? 米ドルに焦点を当てることだ」と述べた。

それでもウッド氏は、暗号資産についてきわめて強気な姿勢を保っている。ビットコイン現物ETFは最終的に承認され、暗号資産の時価総額を現在の1兆ドルから、2030年までに25兆ドルへと拡大させるきっかけになるだろうと予測した。

アークもビットコイン現物ETFを申請しており、SECは現在、10件を超える申請を審査している。他にはブラックロック(BlackRock)、フィデリティ(Fidelity)、グレイスケール(Grayscale)、ウィズダムツリー(WisdomTree)などが申請している。

|翻訳:CoinDesk JAPAN編集部
|編集:水野公樹・増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Cathie Wood Speculates Gary Gensler’s Political Ambitions Are Affecting Spot BTC ETF Judgement