イーサリアム、次期大型アップグレード「デンクン」の最初のテストネット導入目標は1月

イーサリアム開発者らは次期アップグレード「デンクン(Dencun)」に向けてテストプロセスを加速させている。デンクンは来年に予想される大きなマイルストーンであり、「プロトダンクシャーディング」として知られる新しいプロセスを介してデータストレージの容量を増やすものだ。

開発者らは21日に行われた隔週の電話会議で、テストネット「Goerli」にデンクンを導入する目標を1月17日に設定することについて話し合った。デンクンは、データの「ブロブ」用のスペースを増やすことでレイヤー2ロールアップの手数料を削減し、ブロックチェーンをスケールする「プロトダンクシャーディング」を可能にする待望のアップグレードだ。

イーサリアム財団のプロトコルサポート責任者ティム・ベイコ(Tim Beiko)氏は電話会議で、「大きな問題やおかしなことがその前に見つかった場合、いつでもキャンセルできることははっきりしている」とし、「これは、理想的には1月8日の週中にフォークについてのブログ投稿を公開することを意味する。そうすれば、少なくとも1週間はアップデートのための時間が確保される」と説明した。

デンクンは当初2023年第4四半期を目標としていたが、アップグレードのエンジニアリングの複雑さを理由に2024年に延期されていた。

開発者らはまた、デンクンのテストネットでのアップグレードのスケジュール草案についても議論した。別のテストネットであるSepoliaには1月31日に、Holeskyには2月7日に導入することを目指し、その後2月末頃にメインネットに導入する。開発者らは、この予定はテストネットでのフォークの結果に応じて変更する可能性があると注意喚起した。

デンクンは、ブロックチェーンからステーキングされたイーサリアム(ETH)を引き出す機能を実装した今年初めのシャペラ(Shapella)以来初のメジャーアップグレードとなる。

|翻訳・編集:林理南
|画像:イーサリアム財団のリサーチャー、ダンクラッド・ファイスト氏(Bradley Keoun)
|原文:Ethereum Developers Target January for First Testnet Deployment of Next Big Upgrade, ‘Dencun’