ビットコイン価格のトレンドは、長期的な反転ではなく、短期的な調整:フィデリティ

ビットコイン(BTC)は、最近承認された上場投資信託(ETF)の市場へのインパクトがシステム全体に影響したため、ここ1週間で7%近く下落している。ETF承認後のビットコイン価格に関する多くの逆張りベットが正しかったことが証明された一方で、フィデリティ(Fidelity)のジュリアン・ティマー(Jurrien Timmer)氏は売りが長く続くとは予想していない。

フィデリティのグローバルマクロ・ディレクターであるティマー氏は、Xへの投稿で、ビットコイン価格の現在のトレンドは、長期的なトレンドの反転ではなく、短期的なポジショニングの調整を示唆していると述べた。

ビットコインが下落し、3万2000ドルから3万8000ドルの間のどこかで支持線を見つけるかもしれないと予想する人もいるが、ティマー氏は最近の上昇の統合・強化を予想している。

「短期的な問題は、これが『ニュースで売る』なのかどうかだ。私の推測では、大きなモーメントが到来した今、最近の上昇を強化するには少し時間がかかる」とティマー氏はXに投稿した。「先物市場またはビットコインに敏感な株式のいずれかを通じて、将来のスポットポジションを『株式化』した参加者が少なからずいただろう」。

ティマー氏によると、ビットコインの現在の価格は妥当なものであり、そのネットワークがどれだけ成長しているか、また、経済における実際の金利や長期的な見通しに影響されるという。

「これはビットコインの商品通貨としての普及に向けた新たな章となるのだろうか」とティマー氏は投稿した。「そのように思えるが、そこに到達するには時間がかかるかもしれない」。

上昇が停滞しているとはいえ、ティマー氏によれば、多くの資産運用会社がビットコイン先物市場で大幅なネット・ロング・ポジションを継続している。

(Fidelity)

一方、CoinDeskは最近、ビットコインの50週単純移動平均(SMA)が史上初めて200週SMAを上回ったと報じた。

このイベントは「ゴールデンクロス」として知られ、長期的な強気相場を示唆するが、その予測の精度はトレーダーの間で議論になっている。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Jonathan Weiss/Shutterstoc
|原文:Fidelity’s Jurrien Timmer Says Bitcoin to Consolidate Recent Gains Amid ETF Hangover