
デジタルアセットマーケッツは、金融機関向けソフトウェアハウスで株主でもあるインタートレードとデジタル資産インフラプロバイダーのFireblocks(ファイアブロックス)とのWeb3インフラ構築支援に向けた戦略的パートナーシップ推進に協力。世界水準の堅牢なセキュリティを基盤としたWeb3事業創出を支援すると3月5日に発表した。
インタートレードは、証券会社向けのディーリングシステム、外国為替証拠金取引業者向けカバーシステム、暗号資産取引および運営業務全般プラットフォームなどのパッケージソフトを提供。関連会社のデジタルアセットマーケッツと連携して大手企業向けにWeb3サービス開発支援も展開している。
一方、Fireblocksは、デジタル資産インフラ分野のグローバル企業。リリースによると、現在、BNYメロン、Galaxy、Revolutをはじめとする2000以上の企業が同社の技術を活用し、100以上のブロックチェーンと2億5000万以上のウォレットにおいて、7兆ドル超のデジタル資産取引の安全性を確保しているという。2024年には日本オフィスを設立している。
戦略的パートナーシップの内容は以下のとおり。

- Fireblocksを利用したWeb3サービス開発支援(金融機関・企業向け)
- デジタル資産管理ソリューション
- コンプライアンスソリューション
- 組込型web3ウォレット
- トークン化ソリューション
- Fireblocksネットワーク
- その他ソリューション
- Fireblocksを活用したデジタルアセットマーケッツのデジタル資産流通システム開発
- Fireblocksを活用したインタートレードの新規ソリューション検討
|文:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:リリースより