ローソンやミスドのギフト券が仮想通貨で購入できる──グルメSNSのシンクロライフ

AI(人工知能)やブロックチェーンを用いたグルメSNSシンクロライフを運営するGINKANは2月18日、同社の仮想通貨「シンクロコイン」で、ローソンやミスタードーナツ、ドン・キホーテなど7社のギフト券を購入できるようにした。購入したギフト券は、シンクロライフのウォレット上で活用できる。

サーティワンや上島珈琲、てもみんも対象

今回の取り組みは、同社と電子ギフト券サービスを手がけるギフティが共同で企画。ギフト券を購入できる7社は、ローソン、ミニストップ、サーティワン アイスクリーム、ミスタードーナツ、上島珈琲店、ドン・キホーテ、てもみん・グローバル治療院だ。

シンクロウォレット内でギフト券購入・使用までの図(GINKANリリースより)

SNSシンクロライフは「食べてトークンが貯まる」サービスをうたっている。仕組みは、利用者が加盟店で飲食すると、会計金額の1〜5%相当のシンクロコインを受け取ることができるというもの。加盟店は広告費として、利用者が飲食した場合に飲食費の5%相当を払う。

英語や中国語など4カ国後に対応しており、合計10万ダウンロード数を誇る。東南アジアでの利用が多いという。今回、ギフト券を購入できる仕組みを始めたことで、外国人は海外で貯めたシンクロコインを日本国内で活用できるようになる。

GINKANは2015年に創業。これまでセレスやオリエントコーポレーション(オリコ)から出資を受けている。

文:小西雄志
編集:濱田 優
写真:GINKAN提供