分散型ID、信用貸付、モビリティ……オントロジーの2020年を振り返る──月別ハイライト

2020年は特筆すべき1年となりました。未経験の出来事に直面し、今も先行きは不鮮明なままです。

ですが、皆様、そして私たちオントロジーが取り組んでいる領域自体が、まだ誰も足を踏み入れたことのない新たな領域です。

2021年も時代の変化に臆することなく、デジタル資産の可能性を切り開く取り組みを積極的に進めていきます。


DECEMBER 2020: 投票がより安全に

電子投票サービスに分散型IDを統合──オントロジー、Waves Enterpriseと提携

オントロジーとウェーブス・エンタープライズ(Waves Enterprise)は、技術的パートナーシップを締結しました。これにより両社は、双方の技術的経験とビジョンを共有し、ブロックチェーン・ソリューションのコンサルティング、そして関連するテクノロジーの共同開発と統合に取り組みます。

特に、オントロジーが開発した分散型アイデンティティ・ソリューション(DeID)を、ウェーブスが最近発表したブロックチェーンベースの電子投票システムに適用することに取り組んでいきます。

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NOVEMBER 2020: 新しい流動性プール

オントロジー、Wingに「インクルーシブ・プール」をローンチ──透明性の高いDeFiクレジットローン(信用貸付)を提供

デジタルIDとデータに特化した高性能なパブリックブロックチェーンであるオントロジーは11月30日、新しいDeFiプロダクト「インクルーシブ・プール」をローンチしました。

Wingのインクルーシブ・プールは、DeFi(分散型金融)では初の取り組みであり、貸し手のリスクを軽減し、同時に信頼性と透明性を向上させる新しい流動性プールです。

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OCTOBER 2020: モビリティの未来「CASE」

世界中、どの車でも自宅リビングのような快適空間に──ダイムラーと新たなモビリティプラットフォームを開発

今、世界のモビリティ業界には4つのトレンドがあり、モビリティの未来を決めると言われています。「CASE」、つまり、Connected(コネクティッド)、Autonomous(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)です。

従来の携帯電話、いわゆるガラケーが、スマートフォンに取って代わられたように、自動車はドライバーにとってのスマートデバイスになろうとしています。さらに自動車保有者の減少とシェアサービスの台頭は、よりユーザー中心かつ統合されたモビリティサービスの提供を求めています。

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SEPTEMBER 2020: DeFiの課題、Wingのビジョン

DeFiの制約を打破──信用スコアを活用したDeFiプラットフォーム「Wing」、オントロジー上でスタート

現在の多くのDeFiプラットフォームは、資産の「過剰担保」が前提となっています。つまり、借入の際には、借入額以上の担保を預けなければなりません。

だがこれは、DeFiの可能性を狭めてしまっています。DeFiを利用できるのは、担保となる資産を持っているユーザーに限られてしまうためです。

DeFiが真の金融包摂(ファイナンシャル・インクルージョン)を実現し、その可能性を最大限に発揮するためには、過剰担保を必要とせずに金融サービスを提供できるよう進化することが必要です。

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AUGUST 2020: DeFiエコシステムを補完

全保有資産が1つのダッシュボードで閲覧可能に──デジタル資産の分散型IDソリューションを発表

オントロジーは、新しい分散型IDソリューションをリリースを発表しました。

この新しいソリューションを使うことで暗号資産保有者やトレーダーは、デジタル資産の管理や取引をこれまで以上に簡単かつ安全に行えるようになります。

EUのオープンバンキング構想が伝統的な金融業界にもたらしているメリットと同じようなメリットを世界中の暗号資産ユーザーにもたらすものと期待されています。

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JULY 2020: アップグレードでユーザーに多くのメリット

ノード運営でのステーキング報酬獲得がより簡単に!

オントロジーネットワークでノードを運営することに興味はありませんか?

私たちは、新たなガバナンスモデルとステーキングモデルを通して報酬を獲得していただきながら、従来よりも簡単にノードを運営し、エコシステムの成長と発展に貢献していただけることに注力してきました。

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JUNE 2020: ロードマップ

業界の次の重点分野は?──オントロジー、成功へのロードマップ

オントロジーは2020年上半期、大規模かつ汎用的なアプリケーションに対応可能な、自律型ブロックチェーンの発展に力を注いできました。この努力は2020年下半期、そしてその先も続いていきます。

私たちは2020年をオントロジーの歴史の中で重要な1年とすることに集中するとともに、ダイナミックな拡大へのロードマップを描いています。

この1年、オントロジーは、ゲーム、DeFi(分散型金融)、コンテンツ制作の分野においてエキサイティングなビジネス実装やdApp(分散型アプリケーション)に積極的に取り組み、80以上のユースケースを立ち上げ、ピーク時のデイリーアクティブユーザー(DAU)は13万人に達しました。

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MAY 2020: 社会的インパクトと金融包摂を促進

社会的インパクトと金融包摂を推進──オントロジー、Celo Foundation Alliance for Prosperityに加盟

オントロジー(Ontology)は、社会的インパクトと金融包摂の促進を使命とする「Celo Foundation Alliance for Prosperity」に正式加盟しました。

メンバーの一員として、他の大手テクノロジー企業、非営利団体、モバイルウォレット、決済処理企業、グローバル投資会社とともにモバイルフレンドリーな金融ツールを構築していきます。

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April 2020: スマートフォン・ゲーマーに大きなメリット

ゲーマーに大きなメリットを提供──オントロジーのウォレット「ONTO」がノン・ファンジブル・トークンをサポート

オントロジー(Ontology)の公式ウォレット「ONTO」が、ノン・ファンジブル・トークン(NFT)を正式にサポート。
人気のデジタル猫収集アプリ「クリプトキティ(CryptoKitties)」やデジタルカードゲーム「ゴッドアンチェインド(Gods Unchained)」といった人気ゲームアプリをサポートし、数千のデジタルコレクションをONTO経由でやりとりできます。

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オントロジー(Ontology)に関するお問い合わせ先

公式ウォレット「ONTO」の詳細については、contact@ont.io までお問い合わせください。

オントロジー(Ontology): https://www.ont.io/
Twitterアカウント:https://twitter.com/OntologyJP

Ontologyについて:
オントロジーは、高性能なパブリック・ブロックチェーンであり、分散型コラボレーション・プラットフォームです。オントロジーのユニークなインフラストラクチャーは、堅牢なクロスチェーン・コラボレーションとレイヤー2・スケーラビリティをサポートし、企業はニーズに合わせたブロックチェーンを柔軟に設計することが可能です。

スピード、セキュリティー、信頼性を高めるための分散型アイデンティティとデータ共有プロトコルをすべて備えたオントロジーの機能には、エコシステム全体で使用されるモバイルデジタルIDアプリケーション&DID(分散型アイデンティティ)の「ONT ID」、分散型データ交換&コラボレーションフレームワークの「DDXF」が含まれています。

サービスについて:
オントロジー(Ontology)の公式ウォレット「ONTO」は、分散型アプリ(dApps)、エアドロップ、ONT ID認証、分散型取引所(DEX)、ONT NFTなど、多様なオントロジー・エコシステムに接続できます。

ONTOは、デジタルアイデンティティとリアルな世界でのアイデンティティに対応。ユーザーはONTOを使って、独自のデジタルアイデンティティと、さまざまな要素を秘めたパーソナルポートレートを構築することができ、暗号アルゴリズムを使ってプライバシーを守ることができます。

ONTOは、デジタル資産を安全かつ確実に管理し、デジタル資産の可能性を広げます。同時に、認証システムと暗号化アルゴリズムを通して、信頼性の高い、制御可能なデータトランザクションシステムを構築します。