米暗号資産運用のグレイスケール、リップルの投資ファンドを廃止

世界最大級の暗号資産(仮想通貨)運用会社、グレイスケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)は、同社が運用するグレイスケール・リップル・トラスト(Grayscale XRP Trust)の廃止作業を開始したと発表した。

グレイスケールは、暗号資産「リップル(XRP)」のポジション清算によって得られた現金は、出資者に分配する述べた。金額の詳細は明らかにしていない。

1月8日の米証券取引委員会(SEC)の書類によると、同リップル・トラストは約3年間で70人の投資家から1920万ドルを調達したという。グレイスケールは、リップルの発行元であるリップル・ラボ(Ripple Labs)に対するSECの提訴を、同投資ファンの廃止の理由だと述べた。

「アメリカの投資家と投資ファンドがリップルをドルに換金することや、トラスト事業を継続することは、より難しくなるだろう」とグレイスケールは述べた。

11月初め、同社はグレイスケール・デジタル・ラージキャップ・ファンド(Grayscale Digital Large Cap Fund)のリップルのポジションを清算している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸、佐藤茂
|画像:Shutterstock
|原文:Grayscale Investments Begins Dissolution of XRP Trust Citing Ripple SEC Suit