ストージ

STORJ
JPY
  • USD
  • JPY
82.91
24h変動率
4.03%
24h変動値
3.21
時価総額
119億
24h変動値
3.21
時価総額
119億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

ストージ (Storj) の基本情報

発行上限
承認方式
開始日
中央機関
提唱者
オフィシャルサイトURL https://www.storj.io/
ホワイトペーパーURL https://www.storj.io/storjv3.pdf
公式TwitterURL https://twitter.com/storj
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

ストージ(Storj)とは

ストージは、分散型クラウドストレージサービスのプラットフォームである「Storj(Storj DCS)」で用いられる仮想通貨(暗号資産)だ。「ストレージ」と読まれることもある。Storj上ではユーザーがハードディスクの空き容量を提供する(貸し出す)ことができ、報酬としてストージトークンを獲得する仕組みだ。

本記事では仮想通貨とプラットフォームを区別して説明するため、仮想通貨を「ストージ」、プラットフォームを「Storj」と表記しながら解説を行っていくこととする。

ストージの歴史

Storjは2014年、アトランタを拠点とするソフトウェア開発者のShawn Willinson氏によって設立された。共同設立者のJohn Quinn氏とともに白書でコンセプトを発表し、その後いくつかの変化を経て2018年にクラウドストレージのプラットフォームがスタートした。ストージの2022年8月現在の時価総額は約370億円だ。

ストージの特徴

分散型クラウドストレージネットワーク「Storj」とは

ストージがトークンとして使用されているStorjは「分散型クラウドストレージ(DCS:Decentralized Cloud Storage)」で、ネットワーク上のブロックチェーンを利用してストレージを分散し、データを保存する仕組みだ。

クラウドストレージには、例えばDropboxやOneDrive、Google Driveのように特定の企業がサーバーを管理する中央集権的なタイプが知られている。分散型のStorjはそれらとは異なり、各ユーザーがストレージを利用する一方で、ストレージを与える側になることもできる。Storjは、その需要と供給のプラットフォームを提供している形だ。

ストージは「ドライブファーミング」で獲得できる

パソコンのハードディスクに空き容量があり、安定したインターネット環境を確保できれば、ユーザーはStorj上でストレージを貸し出すことで報酬を得られる。自身のハードドライブを他の利用者にレンタルし、賃料を得るイメージだ。公式アプリケーションをダウンロードし、ウォレットを作成することで始められる。

ビットコインなどでは、新規発行・取引の承認によって新たなブロックを生成し、報酬として仮想通貨を得ることを「マイニング」と呼ぶ。Miningとは鉱脈などを採掘するという意味だ。一方でストージの場合は、マイニングとは異なりストレージを貸し出すことで報酬として獲得することから、耕作や農業を表すfarmingを用いて「ドライブファーミング」という。

Storjの期待に伴い価値が上がる可能性

Storjは、分散型クラウドストレージのメリットを生かし、ネットワーク関連の開発者などから高い需要がある。Storjのシステムに対する期待から、世界的にユーザーが増えるほどトークンであるストージの価値も高まっていくのではないかと考えられる。

Storjと中央集権型クラウドストレージの違い

企業などが巨大なデータセンターを用いてストレージを提供する「中央集権型」のクラウドストレージと、「分散型」のStorjはどのような点が異なるのか。

中央集権型では処理速度が速く、また比較的安価であるというメリットがある。一方で管理しているサーバーがダウンしたり、ハッキングを受けたりするとストレージ上のデータにも影響が及ぶという脆弱性も否めない。管理者がデータを閲覧したり改ざんしたりすることも理論的にはあり得る。

分散型のStorjでは、世界中に点在する独立したノード(端末)にデータが保存されている。そのため一部がサーバー攻撃を受けるなどしても、消失する可能性があるのはデータの断片(シャドー)のみで、残りの断片から復元することもできる。

Storjのメリット

Storjは分散型クラウドストレージの特徴から、安定性と安全面においてメリットが大きい。前述のようにサーバーの停止やハッキングに強いだけでなく、データが暗号化されているため秘匿性が高い。改ざん防止の面からも期待される。

具体的には、ファイルは送信時に暗号化され、その後ファイルを細かく分ける「シャーディング」、データをハッシュ関数に通す「ハッシュ化」という処理が行われている。

また、インターネットと端末の環境が整っていればドライブファーミングによってストージを獲得できる点も利点と言えるだろう。

ストージの購入方法

2022年8月現在、国内の仮想通貨取引所ではストージを取り扱っていない。取引をしたい場合は、BinanceやHuobiなどの海外取引所を利用する必要がある。国内取引所でビットコインなどの仮想通貨を購入した上で、上記の海外取引所のアカウントを開設・ビットコインなどを送金して、ストージを購入する流れとなる。

※当サイトは情報提供を目的としており、当社が暗号資産/仮想通貨に関する契約締結の代理、媒介もしくは斡旋、売買の推奨または投資勧誘等を行うものではありません。また、当社が暗号資産/仮想通貨の価値を保証するものでもありません。
※投資を行う際は、暗号資産/仮想通貨投資におけるリスクを了承の上、利用者ご自身の判断で行ってください。
※当サイトに記載されている価格、手数料等の情報は、各暗号資産/仮想通貨交換業者の説明に基づき、各暗号資産/仮想通貨交換業者の公式サイト等に記載されている特定時点の情報を掲載したものです。最新情報は各暗号資産/仮想通貨交換業者の公式サイトにてご確認ください。
※当社は、合理的な努力をしておりますが、当サイトに記載されている情報の正確性、信頼性等を保証するものではありません。また、当サイトに記載されている評価はあくまで当社独自の調査結果や評価基準に基づくものであり、その正確性、信頼性を保証するものではありません。万が一、これらの情報や評価に基づいて利用者が損害を被った場合でも、当社は一切の責任を負いません。
※当サイトに掲載される広告におけるキャンペーン・特典等は、広告主により実施されるものであり、当社が実施するものではありません。キャンペーン・特典等を利用の際は利用者ご自身で各広告主による募集要綱等を十分にご確認ください。
※当サイトから他のサイトへリンクする場合や、第三者が他のサイトへのリンクを提供している場合があります。当サイトから遷移した先のサイトは当社が管理するものではなく、その内容、正確性、信頼性を保証するものではありません。
※当サイト内のリンクから各暗号資産/仮想通貨交換業者の口座開設を行うと、当社は対価として広告収入を得ることがあります。
※当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承ください。なおCoinDeskJapanの利用規約も適用されます。
※当サイトに記載する情報の著作権その他一切の権利は、当社または当社に情報を提供する第三者に帰属します。当サイトに記載する情報の転用、複製、公衆送信、販売等を含め一切の利用を禁止します。
※資金決済法の改正(令和2年5月1日施行)により、法令上、「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されています。当サイト内の「仮想通貨」の表記は「暗号資産」と同義となります。