バンドプロトコル

BAND
JPY
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232.74
24h変動率
-11.83%
24h変動値
-31.23
時価総額
329億
24h変動値
-31.23
時価総額
329億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

バンドプロトコル (Band Protocol) の基本情報

発行上限
承認方式
開始日
中央機関
提唱者
オフィシャルサイトURL https://bandprotocol.com/
ホワイトペーパーURL https://docs.bandchain.org/
公式TwitterURL https://twitter.com/BandProtocol
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

バンドプロトコル(BAND)とは

バンドプロトコル(Band Protocol/BAND)は、2019年にローンチしたタイ発の仮想通貨で、Cosmosを基盤とした分散型オラクル・プラットフォームである。オフチェーンとブロックチェーンの間の仲介者の役割を果たし、両者間の正確なデータ交換を可能にするという特徴を持つ。

バンドプロトコル(BAND)の歴史

バンドプロトコル社は2017年にタイを拠点として、Sorawit Suriyakarn氏らによって共同設立された企業だ。BANDトークンは2019年IEO(Initial Exchange Offering)された。当初はイーサリアムブロックチェーン上で作動していたが、コストを最適化するために2020年6月にCosmosネットワークに移行した。

バンドプロトコル(BAND)の特徴

分散型オラクル・プラットフォーム

分散型オラクルとは、ブロックチェーン外部のデータをブロックチェーン内部に正しく伝達する、仲介者の役割を果たす仕組みをいう。通常、ブロックチェーンはブロックチェーン外部に存在する情報にアクセスすることはできない。

だが、バンドプロトコルを利用すれば、賃貸契約や銀行サービスなど分散型金融(DeFi)などへ正しく情報を伝えることが可能になる。

独自のバンドチェーン

バンドプロトコルは、分散型アプリケーション(Dapps)からのデータ要求を処理し、インターネット上のデータフィードを利用して情報を中継する仕組みをとる。その際に独自のブロックチェーン「Band Chain」を使用しており、全てのトランザクションは公に照合され、認証される。Band チームは、この方法により、ユーザーが提供するデータが改ざんされたり、不正確になったり、破損したりしないようにすることができるとしている。

高い相互性

バンドプロトコルは、イーサリアムブロックチェーン専用ではなく、Cosmos上で構築されたブロックチェーンを含む異なるブロックチェーンと互換性を持つように設計されている。このため、複数のブロックチェーンで効率的にデータの検証が行うことも可能になり、たった1ヶ所の情報源から得られるデータよりも信頼性が高いデータを提供できる。

従って、バンドプロトコルを利用することで他のブロックチェーンでも正しい情報が活用可能となる。また、ブロックチェーンだけではなく、クラウド上のアプリ、またはハイブリッド型のアプリにも対応できる。

DPos(デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク)コンセンサスアルゴリズム

バンドプロトコルでは、コンセンサスアルゴリズムにDPoS(Delegated Proof of Stake)を採用している。 DPosは、ステークホルダーの代わりにネットワークを安全にしてくれる「デリゲート」に対して投票することができる仕組みである。

デリゲートは証人とも呼ばれ、新しいブロックの作成および検証中に合意を達成する責任を持つ。トークン の保有量に応じて投票権が割り当てられ、投票による上位100名が「バリデータ」と呼ばれる特別なユーザーになれる。オフチェーン情報の要求は、バリデーターによって収集され、チェーンにデリゲートされた後、要求元のDappsに配布される仕組みである。

BANDトークン

BAND はバンドプロトコルのガバナンストークンである。最大発行数は1億 BANDで、ステーキングの報酬としてバリデータとその委任者に与えられる。プラットフォーム内でステーキングされているトークン量に応じて発行量を調整しており、総ステーキング量が流通量の7割程度になるようになっている。

バンドプロトコル(BAND)の今後

グーグルクラウドとの統合

バンドプロトコルは2021年4月、Google Cloudのビッグデータ解析サービス「BigQuery」と統合した。この統合によってBand Protocolが提供する金融データは、Google CloudのAI機能によって即時に正確に分析され、BigQueryで利用することができるようになった。

Googleサービスとの統合の発表を受け、 BANDの価格は急騰し、市場最高の22.83ドルをつけた。大手企業との提携はプロトコルの知名度や信頼性に長期的に貢献するだろう。

強力な競合

分散型オラクルの期待値は高く、バンドプロトコルの将来性も高いと見込まれる。だが、類似したサービスを提供する競合他社「チェーンリンク(Chainlink/LINK)」も存在する。両者はDefiサービスに信頼性の高いデータを提供する「分散型オラクル」であるという点で共通している。

ただ、チェーンリンクはバンドプロトコルより時価総額が高く、市場での影響力や安定性はチェーンリンクが優位だ。バンドプロトコルが独自性を打ち出し、成長することに期待したい。

バンドプロトコル(BAND)の購入方法

バンドプロトコルは国内では現在取り扱いがない。Binanceなど海外の取引所で購入できる。

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