ポルカドット

DOT
JPY
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1,351
24h変動率
-12.93%
24h変動値
-200.70
時価総額
1.82兆
24h変動値
-200.70
時価総額
1.82兆
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

ポルカドット (Polkadot) の基本情報

Polkadot(ポルカドット)は、イーサリアム共同創設者のギャビン・ウッド氏が中心となって開発されているPoS(Proof-of-Stake)系ブロックチェーンプロジェクト。

発行上限 1,070,000,000
承認方式 n/a
開始日 2017年10月
中央機関 -
提唱者 Gavin Wood, Robert Habermeier, Peter Czaban
オフィシャルサイトURL https://polkadot.network/
ホワイトペーパーURL https://polkadot.network/PolkaDotPaper.pdf
公式TwitterURL https://twitter.com/Polkadot
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

ポルカドット(DOT)とは

ポルカドットは、イーサリアムの共同創設者として著名なGavin Wood氏らが率いる「Web3 Foundation」によって考案されたプロジェクト。ポルカドットのエコシステムで流通するトークンは「DOT」と呼ばれる。過去の詳しい特徴や価格推移についてはこちらの記事も参照のこと。

ポルカドット(DOT)の特徴

ポルカドットの特徴は以下の通り。

ブロックチェーン開発が容易

ポルカドットはサブストレート(Substrate)と呼ばれるブロックチェーンを開発するためのフレームワークを提供している。サブストレート(Substrate)を利用することで、開発者は低コストでブロックチェーン開発を行うことができる。

インターオペラビリティを備えている

インターオペラビリティは、一般的に「相互運用性」を意味する言葉で、ブロックチェーンの文脈においては「異なるブロックチェーン同士をつないで相互運用できるようになること」を指す。ビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンには相互互換性がなく、それぞれのブロックチェーン同士をつなぐことができない。そのため、例えばビットコインをイーサリアムに変換する際には、仮想通貨取引所で取引を行うことが必要だった。一方、ポルカドットでは異なるブロックチェーン同士をつないでインターオペラビリティが実現できるため、分散型のWeb(Web3.0)を構築することができる。

スケーラビリティがある

スケーラビリティ問題とは、仮想通貨(暗号資産)に用いられているブロックチェーン技術において1つのブロックの中に書き込める取引データの数が限られていることで引き起こされるネットワーク上の障害のことだ。スケーラビリティ問題が発生すると、処理速度が低下し、送金が遅延してしまう場合がある。一方、ポルカドットでは、「Parachain(パラチェーン)」と呼ばれる並列化されたブロックチェーンがトランザクションを並行処理して処理速度を上げることによって、スケーラビリティ問題が解決されるとしている。

トークン保有者本位のガバナンス構造

ポルカドットのガバナンスは、ポルカドット(DOT)保有者によってコントロールされている。ビットコインの場合はアップグレード等の仕様変更が提案された場合、実際に変更が行われるかどうかはビットコインの保有者ではなく、コア開発者やマイナー、取引所といったステークホルダーが大きく関係するため、ビットコイン(BTC)保有者が仕様変更の可否を決められるわけではない。一方、ポルカドットの場合は仕様変更の可否はポルカドット(DOT)保有者が決定することができ、トークン保有者本位のガバナンス構造が形成されている。

ポルカドット(DOT)のプロジェクト

ポルカドットのエコシステムに関連するプロジェクトはすでに数多く存在する。以下にいくつかの事例を紹介する。

Chainlink

Chainlinkはブロックチェーンと外部システム(オフチェーン)をつなぐミドルウェア機能を備えたプラットフォーム。ポルカドットは2021年4月2日にChainlinkとの統合が完了したと発表した。

参考:https://chain.link/

Acala

Acalaは、異なるブロックチェーンの相互運用を実現するPolkadot(ポルカドット)上でDeFiサービスを提供することを目指すプロジェクト。DeFiは分散型金融と呼ばれており、ブロックチェーン上に構築された金融のエコシステムのことを指す。Acalaは米国に本拠を置く暗号資産(仮想通貨)取引所・Coinbaseのベンチャー投資部門であるCoinbase Venturesから出資を受けている。すでに数多くのプロジェクトの開発が進められており、ポルカドットのエコシステムへの貢献が期待されている。

参考:https://acala.network/

Plasm Network

Plasm Networkは相互運用性とスケーラビリティの解決を目指す日本発のパブリックブロックチェーンプロジェクト。ポルカドットのテストネットへの接続に成功した世界初のプロジェクトとして知られている。Plasm Networkの開発をリードするStake Technoloiges Pte Ltdはポルカドットの開発を行う「Web3 Foundation」から全6回の助成金を獲得している。

参考:https://stake.co.jp/

ポルカドット(DOT)の時価総額

ポルカドット (DOT)の時価総額は2023年12月末時点で約1兆4,900億円で、暗号資産全体の順位は11位だ。時価総額が近い仮想通貨としては、9位のAvalanche(AVAX)が約2兆1,000億円、10位のDogecoin(DOGE)が約1兆8,000億円、12位のPolygon(MATIC)が約1兆3,300億円、13位のTRON(TRX)が約1兆3,100億円となっている。

ポルカドット (DOT) の年間騰落率

年間(1月1日〜12月31日)を通じてデータが揃っている年の年間騰落率を表にすると、以下の通りとなる。

年間騰落率
2021年187.31%高
2022年83.87%安
出典:Trading View

ポルカドット(DOT)の購入方法

ポルカドットを取り扱っている国内取引所には、bitFlyerGMOコインSBI VCトレードBitpointがある。海外の取引所で購入することもできるが、CoinDesk Japanでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で購入することをおすすめしている。

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