【市場動向】ビットコインは6万ドルまで上昇、コインベース上場が好材料

【市場動向】ビットコインは6万ドルまで上昇、コインベース上場が好材料

●ビットコイン(BTC)は12日16時(日本時間13日6時)時点、60,120.82ドル前後で取引され、過去24時間で0.68%上昇。

●24時間のレンジ:59,428.21~61,219.72ドル(CoinDesk 20のデータ)。

●1時間足チャートは、10時間平均と50時間平均の間で取引されており、テクニカル分析では横ばいシグナル。

出典 : TradingView

ビットコインは12日、4週間ぶりの高値となる61,219.72ドルまで上昇した。暗号資産取引所を運営するコインベース(Coinbase)が14日にナスダックに株式上場するが、同業界にとっては初となる大型上場はビットコイン相場を押し上げる材料になっていると、アナリストらはコメントした。

コインベースの上場について広く一般に報道されることで、投資初心者が暗号資産に投資する可能性がある。

「評価と他の市場へのドミノ効果という点で、コインベースにまつわる盛り上がり」は、14日の直接上場が「重要な触媒イベント」になる可能性を示しているとシンガポールに拠点を置くQCP Capitalは述べた。

データサイトのIntoTheBlockは、コインベース上場に対する「期待」は「暗号資産全体の幅広いリスクオン心理を後押ししている」と先週のニュースレターに記した。先週、暗号資産全体の時価総額は初めて2兆ドルを超えた。

QCPは、ビットコイン価格は年初から2倍になっているにもかかわらずこの1カ月、米大型株の指標S&P500を下回っているが、コインベース上場が成功すれば、逆転する可能性があると指摘した。

ビットコイン(橙)とS&P500(白)
出典:TradingView, QCP

暗号資産アナリストはまた、強気相場を示す重要な指標もチェックしている。ビットコインの流動性供給量の変化だ。

アナリストのウィリー・ウー(Willy Woo)氏によると、多くのビットコインが流動的な状態から非流動的な状態に変化しているという。

これは、新規購入者に対する供給量が少なくなっていることを意味しており、最近の需要の減少を相殺する可能性がある。先週の暗号資産投資商品への流入金額は前週から2300万ドル減の8300万ドルとなった。

一方でビットコインの市場ドミナンス(暗号資産の時価総額全体に占めるビットコインの時価総額の割合)は、2019年4月以来の低水準約55.6%まで低下した。多くの投資家がアルトコイン(ビットコイン以外の暗号資産)にシフトした可能性を示している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸、佐藤茂
|画像:CoinDesk’s Bitcoin Price Index
|原文:Market Wrap: Bitcoin Near $60K as Coinbase Listing Stirs Fresh Crypto Hype

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