![暗号資産ファンド、資金流入がわずかに回復──アルトコイン投資商品への需要が上昇](https://www.coindeskjapan.com/wp-content/uploads/2021/06/Screen-Shot-2021-06-02-at-10.43.20-AM-1200x850-1-710x458.jpg)
暗号資産(仮想通貨)ファンドへの純流入額は先週、低調とは言え、7400万ドルとなった。暗号資産のボラティリティが高く、様子見を維持した投資家が多かった。その前の2週間は、合計1億5100万ドルの資金がファンドから移動していた。
コインシェアーズ(CoinShares)が1日に発表したレポートによると、アルトコイン投資商品への需要が上昇しており、投資家がビットコイン(BTC)ファンド以外にも投資を分散し始めていることを示している。
「イーサリアム(ETH)は最も高いシェアを占め、先週は全投資商品の約27%に達した」(コインシェアーズ)
ビットコイン投資商品は先週、400万ドルの小規模な流出となった。一方、カルダノ(ADA)やポルカドット(DOT)のようなプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用している暗号資産や、リップル(XRP)が多くの資金を集めた。
全体的には「価格調整は前週の資金流入に小規模な影響を与えたが、回復傾向にある。すべての投資商品への資金流入が見られた」とコインシェアーズは述べた。レポートに書いている。
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出典:CoinShares
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸、佐藤茂
|画像:CoinShares
|原文:Inflows Into Digital Asset Funds Recover Slightly as Demand Rises for Altcoin Products