VISAとコンセンシス、CBDC対応クレカ、ウォレットで連携

決済テクノロジー世界大手のVisa(ビザ)は、ブロックチェーン企業のコンセンシス(ConsenSys)と共同で、中央銀行デジタル通貨(CBDC)のネットワークと金融機関とを結びつける取り組みを本格化させる。

VisaのCBDC部門を統括するキャサリン・グー(Catherine Gu)氏は、コンセンシスとブログ上で行った解説のなかで、消費者はCBDCにリンクするVisaカードやデジタルウォレットを、Visa対応の場所であれば世界中のどこででも利用することができるようになるだろうと、述べた。

「実現すれば、CBDCのアクセスは既存の金融サービスにも及び、行政による市民への支払い業務を効率的、安全なものにできるだろう」(グー氏)

Visaが開発したCBDC決済モジュール(CBDC Payment Module)は、既存の決済ネットワークとCBDCを繋げる役割を持っていると、グー氏は述べる。銀行やカード発行会社は、同モジュールを既存のインフラに統合することが可能になる。

Visaは早ければ今春にも、中央銀行などと連携しながら試験運用を開始する方針だ。

Visaは昨年、暗号資産(仮想通貨)を含むデジタル通貨を活用した事業アドバイスを行う部隊を作り、金融機関が暗号資産を利用したビジネス開発を支援できる体制を整備している。

コンセンシスはニューヨークを拠点に、イーサリアムブロックチェーンのスケーリングに重点を置き、企業や金融機関、開発者を対象とするブロックチェーンソフトウェアの開発を行っている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:佐藤茂
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|原文:Visa Partners With ConsenSys to Help Bridge CBDCs With Traditional Finance