STEPNにDDoS攻撃──ユーザーには「休憩」を推奨

ソラナ(Solana)ブロックチェーンを基盤とした「move-to-earn(歩いて稼ぐ)」ゲームのSTEPNは、複数回のDDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)を受けた。

STEPNは5日、ユーザーに対して、サーバーの安全確保と攻撃からの回復に取り組む間、「少し休憩」することをツイッターで推奨し、エンジニアが1時間〜12時間かかる問題の解決に取り組んでいると述べた。

当記事執筆時点で約24時間経過したが、問題が解決したかどうかはまだ発表されていない。ちなみに3日には、プラットフォームからボットを排除し、不正なデータによる報酬の取得を防ぐことを目的としたアップグレードが行われた。

STEPNは、ユーザーがウォーキングやジョギング、ランニングをすることで報酬が得られるアプリ。ユーザーはまず、NFTスニーカーを購入する。NFTスニーカーは当記事執筆時点、NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)では、約350ドルからとなっている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:‘Move-to-Earn’ Application Stepn Suffers Cyber Attack After Upgrade