【US市場】ビットコイン、イーサリアムともに下落

ビットコイン(BTC)は17日、2%下落。14日に一時2万5000ドルを超えてから6%下落している。イーサリアム(ETH)も1.2%下落、15日に心理的に重要な2000ドルを割ってから、8%下落している。先週の大半は2000ドルをうかがう展開となった。

株式市場もおおむね下落し、ダウは0.5%、ナスダックは1.3%、S&P500は0.7%下落した。

7月の米小売売上高は前月比横ばい、アナリスト予想の0.1%増をわずかに下回った。10日に発表されたCPI(消費者物価指数)はインフレの鈍化を示したにもかかわらず、消費は伸びなかった。

コモディティはまちまち。原油は0.9%上昇、天然ガス価格は1.44%下落し、ゴールドも0.63%下落した。

アルトコインでは、イオス(EOS)は13%上昇。一方、アバランチ(AVAX)は4%、ポリゴン(MATIC)は4.3%下落した。

最新価格

●ビットコイン:23,378ドル、-2.5%
●イーサリアム:1,848ドル、-1.9%

●S&P500:4,274.04、-0.7%
●ゴールド:1,777ドル、+0.2%
●米国10年債利回り:2.89%、+0.07

デリバティブ市場は強気センチメント

暗号資産市場は下落しているが、ビットコインの資金調達率はプラスとなり、デリバティブ市場はこのところ、やや強気に転じている。

資金調達率は、14日にマイナスになった後、16日にはプラスに転じており、強気センチメントにシフトする可能性を示した。

出典:Glassnode

アルトコイン

ドージコインと柴犬コインの上昇、今回は逆張りシグナルではない:ミームコインの上昇は歴史的に、市場の天井を表し、価格下落の予兆となった。だが今回は投機的な熱狂ではなく、ニュースが上昇をけん引しているようだとアナリストは述べた。

人気NFTを手がけるYuga Labs、ソーシャルトークンの専門家を採用:人気NFTコレクション「Bored Ape Yocht Club(BACY)」を手がけるYuga Labs(ユガラボ)は、ソーシャル・トークン・マーケットプレイス「Rally」とストリーミング・プラットフォーム「Twitch」での経験を持つクリス・フォルティエ(Chris Fortier)氏をプロダクト担当バイスプレジデントとして採用した。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:Market Wrap: Bitcoin, Ether Prices Slide for Fourth Consecutive Day