HashPortとボストン コンサルティング グループが「大手企業のWeb3参入」をテーマにセミナー開催──香港の最新事例も解説

Web3分野では「日本に追い風が吹いている」と言われる。実際、国内を見渡すとステーブルコイン、ウォレット、NFTマーケットプレイス、ブロックチェーン基盤をはじめとするWeb3事業への大手企業参入のニュースが伝えられ、今後、日本におけるWeb3ビジネスは急速に拡大していく可能性がある。

背景には、消費者保護を重視しつつ、Web3を成長戦略の柱に据えた政府の方針と、それに伴う規制の整備がある。例えば、セキュリティ・トークンやステーブルコインの領域では、日本はグローバルで見ても、規制が最も整備され、最も先進的な取り組みが実現しようとしている。そして2025年に開催される「日本国際博覧会(大阪・関西万博)」は、Web3のユースケースを実証する具体的な場になると期待されている。

こうした動向を捉え、ともに大阪・関西万博の協賛企業であり、Web3分野のデータを活用したビジネスモデル検討に関して協業したHashPortとボストン コンサルティング グループ(BCG)は「なぜ日本の⼤手企業が今Web3に参⼊するのか? 海外と⽇本の事例から考える⼤企業の商機」と題したオンラインセミナーを開催。さまざまな視点からWeb3参入における商機を紹介する。

また、Web3に参入した日本の大手企業のグローバルへのサービス展開も見据え、今年6月に政府が設立したWeb3発展推進タスクフォースを中心に、規制の整備が進む香港の最新事例と、大企業の中華圏Web3市場参入の商機についてもBCG香港オフィス マネージング・ディレクター&パートナーのDavid Chan氏が解説する。

登壇者は、ボストン コンサルティング グループより、
平井陽一朗氏|マネージング・ディレクター&シニア・パートナー、BCG X 北東アジア地区共同リーダー
小野直人氏|パートナー、BCG X アジア・パシフィック地区 ベンチャーアーキテクチャ チャプターリード
David Chan氏|香港オフィス マネージング・ディレクター&パートナー

HashPortより、
吉田世博氏|代表取締役CEO
辻和幸氏|取締役CBDO

が登壇。大手企業の経営課題に挑むボストン コンサルティング グループと、2018年からWeb3領域でのサービス提供を開始し、7月、関西・大阪万博で提供される「EXPO 2025 デジタルウォレット」の提供を発表したHashPortが双方の視点からWeb3の今と未来を見通す。

さらにメディアパートナーを務めるCoinDesk JAPANから、神本侑季(N.Avenue/CoinDesk JAPAN 代表取締役CEO)が加わる。

参加は無料、申し込みは以下より。

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なぜ日本の⼤手企業が今Web3に参⼊するのか? 海外と⽇本の事例から考える⼤企業の商機

【開催概要】
●日時:2023年10月12日(木)18:00〜19:30
●形式:オンライン(Zoom) 17:50より入室可能
※Zoomのリンクは、申し込みフォームに入力したメールアドレス宛てに後日送付。
●参加費:無料
●主催:HashPort、ボストン コンサルティング グループ
●メディアパートナー:CoinDeskJAPAN
●運営:N.Avenue
※同業他社様や個人の方などは、参加をお断りする場合もあります。

【タイムテーブル】

Part1|対談 18:00〜18:20(BCG 小野氏 / HashPort 辻氏)
・事例を交えたHashPortのWeb3領域における取り組みについて
・万博でのデジタルウォレットについて

Part2|セミナー 18:30〜18:50(BCG Chang氏)
・What’s happening in Hong Kong on Web3 / digital currency, including stable coins, SBTs, etc.

Part3|対談 19:00〜19:30(BCG 平井氏 / HashPort 吉田氏 / CoinDesk JAPAN 神本)
・Web3市場概況
・BCGが考えるWeb3業界について
・取り組むべき事業ドメインについて
・法規制の整備状況について

※なお、セミナーの内容は変更される場合があります。

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|文・編集:CoinDesk JAPAN